宇宙エレベーター、軌道エレベーターとも言われたりしますが、要は静止衛星軌道上から地球にロープを下ろし、そのロープを使って宇宙へ行こう!という技術です。
この発想は昔からあっていろいろな小説に登場していますが、10万kmという長さでかつ様々な力に耐えうるケーブル技術が無いためにあくまでSF小説の中でしか語られていませんでした。
ところが近年の素材技術の発達によりカーボンナノチューブを使った高張力ケーブルの開発に目途が立ったためにわかにその実現性が増したのです。
この本はタイトル通り、その「宇宙エレベーター」技術について様々な角度から分析、そして解説した本です。
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