映画「父親達の星条旗」の原作です。
アメリカにとって最大の激戦地となった硫黄島。
その硫黄島の摺鉢山(ホットロックス)の頂上に、今まさに星条旗を掲げようとする6人の海兵隊員。その様子をとった写真はピュリッツァー賞を受賞し、その海兵隊員達は英雄として祭り上げられます。
写真の中の一人である著者の父 ジョン・ブラッドリーは、帰国後、英雄として驕るではなく、むしろそのことは隠すかのようにひっそりと生活し、そしてその生涯を閉じました。
なぜ父は口をつぐんでいたのか、硫黄島で、帰国後に何を見て体験したのか疑問をもった作者が、6人の海兵隊員の生い立ち、硫黄島での闘い、そしてその後の生涯について調べ綴ったのがこの本です。
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