旭山動物園、最近TVや雑誌などでよく見かける人気の動物園です。
なにせ動物の見せ方が独特。
雑誌の写真なんかを見ると、それだけでそこに行きたくなっちゃうような、今までの動物園の常識を覆すような展示方法が盛りだくさんです。
表紙の「空を飛ぶペンギン」や「空中散歩するオラウータン」などなど...
私も実は行ってみたかったりします。
今や上野動物園に迫る勢いの旭山動物園。
昨年度の入場者数が304万人で公立動物園の入場者数では第二位。
最果ての地という場所を考えると、上野動物園に勝る人気といってもいいでしょう。
しかし、この動物園はご存知のように昔から人気の動物園だったわけではありません。
ほんの十年前には入場者数が30万人を割り、厳しい時を過ごしていました。
この本では、飼育員の持っていた理想の動物園の夢、それが熱く語られています。
タイトルには「奇跡」という言葉が入っていますが、決して今の人気の動物園となったのは、決して「奇跡」ではないなと感じました。
著 者 SPA!編集部
ジャンル ノンフィクション
出版社 扶養社
四六版 127ページ
価 格 1,100円
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