カラパナ地区での溶岩見物の翌日はハワイイ火山国立公園へ。
ヒロからハイウェイ11号線を走って、1時間くらいで公園に到着です。
公園のゲートで車一台あたり10ドルの入場料(一週間有効)を支払って、公園内の地図をもらいました。
そしてまずはビジターセンターで情報収集
ビジターセンターではレンジャーが現在の火山の状況やトレイルの閉鎖状況などを説明してくれますし、リーフレットもあります。お願いしたら日本語版のリーフレットも出してくれました(微妙に英語版と内容が違うけどw)
それによると現在 ハレマウマウ火口の活動が活発で、クレーター・リム・ドライブドという、火口を一周する道路のうち半分が封鎖されているとのこと。まあしょうがないですね。
状況を確認したら再び車に乗り込んで、ジャガーミュージアムへ向かいます。
先ほどのビジターセンターは国立公園全般の説明がメインであったのに対し、ジャガーミュージアムは火山活動についての啓蒙を行う施設のようです。
でも、展示をみるより、やっぱり迫力のある実物でしょ!
博物館は、キラウエアカルデラの縁にあって、そこからカルデラとハレマウマウ火口を見下ろす展望台があるのです。
モクモクと白煙が上がっていて凄いですねぇ...
まさに生きている火山、活火山という感じです。
夜になると、この噴煙が火口の溶岩に照らされて赤く光るそうで迫力ありそうです。夜も見てみたーい!
そしてこのハレマウマウ火口もでかいけど、それの何倍も大きいキラウエア火口のスケール!
周囲が12kmぐらいあるようですが、この火口ができた噴火っていったいどんなんだ!
ふと気づくとハレマウマウ火口の向こう側に、閉鎖されている反対側のクレーター・リム・ドライブが見えてました。
ガス濃度が低ければ入れるみたいですけど、ずいぶん近くまでいけるのですね。
しばらくこの壮大な風景に見とれてましたが、ちょっと肌寒くなってきました。南の島とはいえ、標高は1000mを超えていますし、風がありますからTシャツ1枚ではちょっと...日差しが強いので陽射しがあれば大丈夫なんですけどね。
ということで次へ移動。
向かった先ははスチーム・ベント、蒸気口です(実はさっきジャガーミュージアムに行くときに通りすぎたんですけどね)
文字どうり、そこかしこでモクモクと水蒸気が吹き上げています。
道沿いの駐車スペースに車を止め、水蒸気の吹き出ているキラウエアクレーターの縁に行ってみます。
水蒸気ですから当然なのですが、硫黄臭さはまったく皆無。そして水蒸気自体は生暖かい程度で、ちっとも熱くありません。
なんか面白いですねぇ。
水蒸気は主にキラウェアクレーターの縁のところから出ているのですが、淵から離れたところからも吹き出ています。
駐車スペースのすぐ脇にも
日本なら温泉卵を作って売ってそう(笑)
さて車に戻って、今度は海の方、チェーンオブクレーターズロードを通って海岸を目指します。
それにしてもこの国立公園は広いですねぇ..
この道も公園入り口のビジターセンターから片道32kmあるそうですから、とてもじゃないけど一日二日じゃ回れません。
途中、道沿いには、いろんな噴火口があったのでふらふらと見物
たぶんこれはルア・マヌ火口
ちょっと小ぶりの火口で、底には溶岩が固まっているのですが何か不思議な感じがします。
こちらはパウアヒ火口
先程の火口とは違い、周りには木がありませんし深さも大きさも全然違う、荒々しい火口です。
こんな火口が右に左にたくさんあります。当然活動していない火口ではありますが、こんな所を通っちゃっていいのかよ?と思っちゃいますね。
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