先月、奥久慈に行ったとき、軍鶏を十分堪能できなかったので、リベンジしてきました。
しかも今回は鉾田町にある蕎麦屋「村屋東亭」にも寄ってこようという、食い意地の張った小旅行です。
村屋東亭の店主は、あの有名な小淵沢の蕎麦店「翁」の元の店主(今は弟子に店を譲られてます)と兄弟弟子にあたるとか。
また久慈の蕎麦にこだわりを持ち、「常陸秋そば」を全国に知らしめた功労者でもあります。
ウンチクはさておき、肝心のお蕎麦。
今回はせいろと柚子きりの2色蕎麦と鴨せいろを頼みました。食べ比べてみたけど、普通の蕎麦は鴨せいろの鴨の出汁が効いた温かいつゆより、普通の冷たいつゆの方が美味しいですね。柚子きりは今まで食べた柚子きりの中で一番!
左が柚子きり
そして特筆すべきは、御餅の代わりにソバガキを使ったそば汁粉。隣でおばちゃんたちが食べているのを見て思わず、注文してしまいました。
食べた瞬間、嫁さんと顔をあわせて、にまーっ!
だって、だって舌触りもいいし、口の中ですうーっと溶けてしまうんですよ。驚きです。お箸で切る時は結構粘りがあるのに、口の中ではすぅーと...
こいつを食べにまた来てしまいそう...
お店の雰囲気も有名店にありがちな気取った感じではなく、お値段もリーズナブル。また来たいですね。
蕎麦に満足したら、51号にもどって北上、水戸を通過して奥久慈は大子町へ。
そしてやってきました、弥満喜。前回は肉切れで悔しい思いをしたので、今度こそ軍鶏すきやきをオーダー。
全て地元の野菜と軍鶏。
店のおばちゃんに、肉が新鮮なんで、さっと焼くだけでいい(つまり表面が白くなればOK)といわます。早速表面が白くなったお肉を口をほうりこんで噛み締めると、その瞬間、じゅわーっと口のなかに広がる美味しい肉の汁。
軍鶏の卵がまた味が濃いし、野菜も旨いし、言うこと無し。
もう食べ頃!
ただ残念なのは、ここ数ヶ月東京の焼き鳥屋の買い占めにあってしまい、地元でも手に入らないというハツや砂肝。ひどいなあ。地元で消費する分くらい残しなさい!
これだけの肉と野菜、それにうどんが付いて一人前1500円とは安っ!良心的です。ちなみに昼間は混んでいるそうで、できれば予約して言ったほうが良さそうですよ。
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