GM、ポルシェ、そしてフェラーリをデザインした日本人 Ken Okuyama こと奥山清行さんの初の著書です。
デザイナーというクリエイティブな仕事を極めた人の著書でもあり、またタイトルに惹かれて読んでみました。ただ結論から言うと、タイトルと本文の関連は全くわからず...
なんとなく、フェラーリをデザインすることも鉄瓶をデザインすることも根幹では一緒なんですよ、なんてメッセージがこめられていることのは見た瞬間わかりますが、本文中にはそういう記述はほとんど無し。かろうじて、「おわりに」の冒頭の4行にそういう記載があるだけ。
ちなみに本文中にも鉄瓶についての記載は終わりの方に1ページだけしかありません。
ただ、だからと言ってこの本が読むのに値しないかというと、まったくそんなことは無くむしろ考えさせられるところが多数ありました。タイトルにやられた、って感じですね(笑)
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