読書の秋、とかこつけて(実はあまり関係がないかも)本屋にぷらぷらとでかけてきました。
書評とかを見て、気になる本はamazonに頼んだりあるいは買うほどでも無ければ、図書館に予約を入れたり(最近はネットでできるので便利)すのですが、やっぱり本好きとしてはたまには好きな本屋に行きたいですね。 ぷらぷらと本棚の間をまわり、平積みになっている本を手にとり、パラパラとめくれば、また新しい本、著者との出会いがありますから。
先日もそんな感じでぷらぷらと四冊ばかり買ってきました。この本はその仕入れてきた中の一冊、川上弘美の新刊です。
続きを読む "これでよろしくて? / 川上弘美" »
本屋でタイトルに興味を持ち、ぱらぱらめくったあと、思わずレジに向かってしまった本です。
東京でアジアの各国語新聞を発行するエイジアン新聞。 そこから原稿の執筆依頼を受けた主人公は、アジアの屋台村のような混沌まみれた、でも活気のある新聞社に魅せられ、いつのまにやら編集顧問になっていた...
とまあなんだかワケわからん私小説っぽいストーリーです。
続きを読む "アジア新聞屋台村 / 高野秀行" »
50年前のソ連で次々と起こった子供の猟奇殺人事件。その事件の犯人を追い詰める主人公レオという話なのですが、これがまた面白い!この本はCWA(英国推理作家協会)賞を受賞した作品らしいのですが、それも納得です。
この本は単純な刑事対殺人犯という話ではありません。もちろん刑事対犯人という軸は重要ではあるのですが、それより重要なのが昔のソ連の国家対個人という軸が加わり話が複雑なものとなっていきます。だからか昔のソ連を舞台としているのにもかかわらずロシアでは発禁の処置がとられているそうです。ソ連が崩壊してからずいぶん立つのにちょっと不可解ですけどね。
続きを読む "チャイルド44 / トム・ロブ・スミス" »
O.ヘンリー賞やピューリッツァー賞など様々な賞を受賞したこの作品、以前新聞の書評欄で目にした覚えがあるのですが、先日、Rokoさんのところで目にしたのをきっかけに図書館から借りてきました。
O.ヘンリー賞を受賞ということからわかるようにこの本は短編集で、9篇の短編が納められています。 どの話も、著者の出自であるインド系アメリカ人か、あるいはインド人の日常生活を描いた話、インド系の方の日常って全然想像がつかないので、そういった意味ではとても新鮮でした。
続きを読む "停電の夜に / ジュンパ ラヒリ" »
自転車ツーキニストの疋田さんが自転車で日本各地を巡った旅のエッセイです。(よく考えるとツーキニストって意味不明の和製英語?ですね)
タダ単に日本各地を自転車で巡るというわけではなく、歴史探訪の意味合いが強いエッセイになっていて、歴史の勉強になります。 しかし疋田さんが、こんなに歴史好きとは知りませんでした。
続きを読む "日本史の旅は自転車に限る!/ 疋田 智" »
この本は「誰もが知っている、でも誰もが覗いたことのない38の仕事案内」というサブタイトルの通り、本当に様々な職業についてのルポです。
その職種とはゴキブリの駆除研究者、養豚所長、プロ野球スカウト、霊柩車制作者、AVモザイク処理オペレーターや流しのはんこ屋まで実に様々。 なんとなくその存在は認識していても、あまり深く考えたことのない仕事について、その仕事内容の詳細だけでなく、そこで働く人々がなぜその仕事をするようになったのかその経緯についても書かれています。
続きを読む "世界は仕事で満ちている / 降旗 学" »
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