連休に千葉県旭市へ行ってきました。
何をしに行ったかというと、創業200年という鴨料理の老舗「嘉儀屋」へ、鴨を食べに行ったのです。
12月から3月にかけての冬場は、真鴨の狩猟シーズン。
美味しい鴨料理が食べられるって訳です。昨年ひょんなことから、この辺りでは鴨料理を出すお店が多いと知り、
一度食べて見たかったんですよね。
お店のある辺りは市町村合併前は干潟町という町でした。
なぜ干潟なのかというと、昔江戸時代まで椿の海という干潟があったからなんですね。でも江戸時代の新田開発によって埋め立てられ、
今や田んぼが広がる農地となっています。
なので、干潟に鴨が到来していた→鴨猟が盛ん→鴨料理が美味しいという黄金の方程式(?)が成り立っているというワケです。 今回は何軒かある鴨料理のお店の中で「嘉儀屋」にやってきました。
お目当ての鴨料理は、何種類かあったのですが、私は鴨くわ焼膳小鍋付、妻は鴨ハリハリ鍋膳をチョイス。
これは鴨くわ焼膳。
くわというか、すき焼き鍋(写真には写ってません)に脂をひいて野菜を載せ、さっと鴨肉を焼いたものを、
大根おろしがたっぷり入ったタレにつけて頂きます。
ううっー、旨い!
クセもなく柔らかいお肉は冗談抜きに旨いです。
このタレがいいんですよね。ポン酢ほど酸味はないし、焼肉のタレというほど暴力的でもない。
鴨の脂がしみこんだ野菜も、こりゃまた美味し~い!.
小鍋はこんな感じ
鴨の細切れの肉と水菜、白髪ねぎが入った鍋で、鍋というよりお椀ですね。鴨の脂がたっぷり入っているんですけど、くどくない。 なんだか不思議です。
ハリハリ鍋はこんなの。
鴨のツミレが入っただし汁に、水菜などの野菜やそしてもちろん、鴨肉を入れた鍋です。これもまた美味い!
(ちょっとつまみ食いしました 笑)。
出汁が子鍋とはちょっと違うんですね。もう少し脂が少なくて濃厚な感じでした。
最後にシャーベットがついておしまい。
少し量は少なめでした。鴨そばを追加で頼んでも良かったかな。
いやー猟期が終わる前にもう一度行きたい...
ちなみに場所はジオキャッシング的にいうと、N35°46.619 E140° 38.895です。
機会がありましたら、是非行ってみて下さい。(禁猟期は合鴨料理となるそうです)
コメント