川上弘美さんの本は結構好きで読んでいるのですが、 この本はなんともコメントしがたい... 一応日記と銘打ってはいますが、ホントに日記?
あとがきで「五分の四は本当のお話です」と書いてあるけど、「五分の四が創作じゃないの?」と感じちゃいます...笑
でもこの本に野暮な突っ込みはナシ!
「目くじら立てずに川上弘美ワールドを楽しみましょうよ」そんな感じの本ですから。
だってそんなに日常と大きくかけ離れてるワケでもないし、 何気ない毎日を川上さんはそんな風に感じているんだと思えるのですから...
毎日がほんわかとなんだか暖かいそんな気にさせてくれる一冊です。川上さんの文章と同時に、門馬則雄さんのほにゃらら(?) とした感じの絵というかスタンプが非常にマッチしていていいですねぇ
この東京日記の続編として「ほかに踊りを知らない」という本が既に刊行されています。実はそちらの方を先に読んでいたのだけど、 川上ワールドに引き寄せられるように「卵一個ぶんのお祝い」も読んじゃいました(笑)
著 者:川上弘美
ジャンル:ノンフィクション(日記)
出版社:平凡社
四六版:151ページ
価 格:1,260円
著 者:川上弘美
ジャンル:ノンフィクション(日記)
出版社:平凡社
四六版:152ページ
価 格:1,260円
yomikakiさん☆こんばんは
わたしも両方読みました。(*^_^*)
5分の4は本当だそうですが、だったら毎日楽しいですよねぇ~!
川上さんの小説のヒミツがちょっと分かるような不思議さ加減だと思いませんか?
投稿情報: Roko | 2008/02/18 21:46
Rokoさん
>小説のヒミツがちょっと分かるような不思議さ加減
これよく判ります。
ホントそんな感じですよね。
なんだかほんわかというか、のほほんというかなんとも言いがたい雰囲気は、やっぱり川上さんの"地"なのかなぁ?
投稿情報: yomikaki | 2008/02/19 23:11