最近のラーメンはどうも濃厚なスープが流行ってるみたいですが、私はどちらかというと「東京ラーメン」の醤油ベースの澄んだスープが好きなんです。
その東京ラーメン、いや日本のラーメンのルーツと言われているのが、明治43年に浅草公園で開業した「来々軒」。その名前は誰しも耳にしたことがあるでしょう。
その「来々軒」の直系にして唯一の店が千葉にあると、2年ほど前に知りました。その店の名前は「進来軒」。
しかもその店はなんと実家のすぐそばじゃないですか!(参考:新横浜ラーメン博物館HP、←末えいの"マツ"がが違うぞ、オイ!笑)
実はこのお店のあるしょぼい(失礼!)商店街は、小学生・中学生の頃ウロウロしてたんですよね。けれどそんなお店があったなんて知りもしませんでした。まあもっともその頃は今のようなラーメンブームは無かったですけどね。
子供の頃、駄菓子を買ってたお店の間を通って、進来軒へ。
しかし昔は商店街の核になる施設として扇屋ジャスコがあり、商店街ももっと活気があったのですが今はジャスコは無いし、商店街も寂れてますね。ちと、感慨にふけっちゃいます。
進来軒自体は、うーん、子供の頃の記憶にはありません。
あったと言われれば、あったような... でも多分来たことは無いですね。
中に入って、私はラーメンとチャーハンのセット、嫁さんは進来メンを注文。
ラーメンは、澄んだ醤油色のスープにナルト・シナチク・チャーシューにウズラの卵が載って見た瞬間、「ああ、東京ラーメンだ」という感じです。店があまりにも普通の商店街のラーメン屋(中華料理屋)だったので写真を撮ることを躊躇してしまいました...
味は凄く美味しいという程のものではありませんが、やっぱり懐かしい感じがします。
嫁さんの頼んだ進来メンは、まあ広東メンみたいなものですが、どちらかというとそっちの方が美味しかったですね。
千葉のラーメン情報で有名な千葉拉麺通信によると麺は縮れているという話ですが、私が食べたときは進来メンと同じ縮れていないストレートな麺でした。
食後にはコーヒーかアイスがサービスで付くし、そもそも値段は安いし近所の人が気軽に訪れる店ですね。 あっ!でも郵便配達の人が7~8名集まってメシ喰ってました(笑)
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