アウトドア雑誌のBE-PALがなんと創刊25周年、300号を迎えました。
私は25年前の創刊号に出会った時の衝撃は、今でも覚えています。それまでのアウトドア関連の雑誌といえば、山と渓谷のような山岳系の雑誌がほとんど。OUTDOORという雑誌もありましたが分厚くて重く、しかも値段が高かったんですよね。
そんな中発刊されたBE-PALは、表紙からして思わず目を惹くタンクトップの女性の写真!値段も250円という安さ。確か創刊号と創刊第二号は親父が買ってきたのですが、それ以降は少ない小遣いを遣り繰りして買い続けたのでした。
初めのころは編集方針も固まっていなかったようで、ヒッピーというかナチュラリスト志向雑誌とカタログ雑誌の間を揺れ動いていた気がします。(そのころはDIMEもまだ発刊されてなかったですね)
日本で普通にキャンプが遊びとして定着したのは、間違いなくBE-PALの功績でしょう。私はボーイスカウトに入っていたのでキャンプは大好きだったのですが、昔は普通の人はやらない特殊な趣味だったような気がします(笑)
だってその当時はキャンプ道具は三角形のテントに焚き火で飯ごう炊飯。
それがBE-PALに載っているのは、建てるのが簡単なドームテントや火力調整が簡単なコールマンのガソリンコンロ。もう目からウロコ、それこそ欲しい!欲しい!の憧れの道具でした。
キャンプのほかにも、MTBやカヌー遊び、ダッヂオーブンなどBE-PALの紹介する記事は本当に楽しそうでいつもやってみたくなります。
これからも楽しい遊びをどんどん紹介して欲しいですね。
あっ、そうそう椎名誠の怪しい探検隊のキャンプも創刊号に出ていたなぁ
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