毎朝、必ずみんなで揃って食べる朝食。そんな佐和子の家族。 そんなある朝、お父さんが突然、『父さんは今日で父さんであることを辞めようと思う』と突然宣言した、そんな場面から話は始まります。
始めのうちはさらりとした読みやすい文章で、幸せな家族の中でお父さんの宣言による人間模様を描いた小説なのかな?と思います。 けれど読み進めるうちに、幸せそうに見えるだけで実は佐和子の家族はみんな行き詰まっていることが判ってきます。
続きを読む "幸福な食卓/瀬尾 まいこ" »
ご存知、村上春樹と、エッセイストにして「アンアン」「クロワッサン」「オリーブ」などで圧倒的な支持を受けた伝説のスタイリスト 吉本由美、アートデザインの鬼才 都築響一 の三名で結成された「東京するめクラブ」。
その東京するめクラブの面々が、国内外のちょっとズレた変なところにでかけて、いろいろ勝手に書いた旅のエッセイです。 生活感覚がズレたところ、時代がズレたところなどなど、選りすぐりの六ヶ所(名古屋・熱海・ホノルル・江ノ島・サハリン・清里)が登場します。
続きを読む "東京するめクラブ 地球のはぐれ方 / 村上春樹 他" »
読書発電所ではamazonのアフィリエイトをやってますし、私自身amazonを良く使います。本を探すのも簡単だし、本屋でたくさん本を買うと重いですから... しかもウチは配送センターが近くということで、在庫があると、あっという間にやってくるので重宝してます。
空き箱は、amazonさんに使えますし(笑)
続きを読む "アマゾン・ドット・コムの光と影/横田増生" »
いろいろな形の出会いと別れ、身のまわりにありそうな恋愛を題材にした短編集です。
別に恋愛中毒ってワケじゃないし、恋人はいなくともぜんぜん平気。けれどそんな気持ちを理解してくれない友人は、せっせと自分の彼女の友達を連れてきては " 見合い " をさせる。 正直辟易してきたときに紹介された江藤潤子も、そんな善意の犠牲者だった。
そんな出会いから始まる1篇、「フリフリ」が、印象的でした。
続きを読む "スローグッドバイ/石田衣良" »
この本、このタイトルで売れたといっても過言ではないでしょう。
新書の会計の本といえば普段手に取る機会は無いし、ましてや買うなんてことはあり得ません。 そこでこのタイトル、「おっ」と思わせ、ペラペラと頁をめくって読ませ、そして買わせる、見事ですね。
続きを読む "さおだけ屋はなぜ潰れないのか?/山田真哉" »
2年前のBLOGを書き始めた頃から、いやもっとその前から、簡潔だけど奥行きのある文章が書けたらなぁと思ってました。 難しい漢字、難解な言い回し、そんなことしなくても伝えたいことをきちっと伝えられる文章って書けたら素晴らしいですよね。
いや文章に限りません。普段しゃべっている言葉だって、自分の思いを100%伝えられているとは思えません。表情や身振りで補っても、半分も想いが伝わらないことが多々あります。
続きを読む "もし僕らのことばがウィスキーであったのなら/村上春樹" »
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