ダーティペアシリーズの最新作
惑星キンメリアの大陸の一つ全体をアミューズメントパークとした、それがバーバリアンエイジ。 アミューズメントパークといっても単なる遊園地じゃなく、ヒロイック・ファンタジーの世界を最新テクノロジーで実現させた、まさに入場者自身が登場人物として身を持って体験するリアル体験のロールプレイングゲーム。 本物の剣と魔法、それを提供するバーバリアン・エイジがの人気にならないワケがない。あっという間に、銀河系一の超人気のテーマパークとなった。 そのテーマパークで事件が発生し...
続きを読む "ダーティペアの大征服/高千穂 遙" »
アウトドア雑誌のBE-PALがなんと創刊25周年、300号を迎えました。
私は25年前の創刊号に出会った時の衝撃は、今でも覚えています。それまでのアウトドア関連の雑誌といえば、山と渓谷のような山岳系の雑誌がほとんど。OUTDOORという雑誌もありましたが分厚くて重く、しかも値段が高かったんですよね。
そんな中発刊されたBE-PALは、表紙からして思わず目を惹くタンクトップの女性の写真!値段も250円という安さ。確か創刊号と創刊第二号は親父が買ってきたのですが、それ以降は少ない小遣いを遣り繰りして買い続けたのでした。
続きを読む "BE-PAL" »
今、エッセイスト白洲正子の名前は知っていても、その夫 白洲次郎について知っている人は少ないのでは無いでしょうか。 私もその一人でした。
戦後の日本政府の窓口として、GHQと激しく対峙した唯一の日本人であり、日本の独立と経済復興の影の立役者。その一方でイギリスで学んだ紳士の哲学 ”プリンシプル” を大事にするダンディな男、それが白洲次郎です。
続きを読む "白洲次郎 占領を背負った男/北 康利" »
パズル・パレスを読んでエニグマに興味を持った訳ではないのですが、暗号に関する話です(エニグマに関する本を買いに行って、ついでに見かけたパズル・パレスを買ったら暗号に関する話だった...というのが真相です。まっどうでもいいですけど)
エニグマは第二次大戦中にドイツ軍が使用していた解読が不可能といわれていた携帯型の暗号機です。 戦時下において自分達に関する情報が洩れないように、無線通信を暗号化するというのは想像に難くないですし、逆に敵の通信を傍受して自分達の作戦を優位に運ぶというのもまたしかりですね。
この本ではエニグマ暗号の解読に取り組むイギリスそしてドイツとの、静かなる、でも重要な戦いを描いた本です。
続きを読む "エニグマ暗号戦/広田厚司" »
この本は ダン・ブラウンの最新作だと私は思いっきり勘違いしてましたが、実はデビュー作なんですね(いや日本においては最新作には間違いないんだけど...)
この本はアメリカのNSAを舞台にしたサスペンスです。NSAという機関は世界中の通信を傍受している、アメリカの国益に役立つような情報を集める実在する諜報機関で、エシュロンという通信傍受システムは有名ですね。
続きを読む "パズル・パレス/ダン・ブラウン" »
4月7日が何の日だか知ってますか? 12年前の今日、ルワンダで民族大虐殺が始った日です。前の日にルワンダ大統領の乗った飛行機が撃墜されたことから、約100日間に及ぶ民族間の悲劇が始りました。
私は年初にホテルルワンダを観て、それから最近この本を知り手にとりました。 そして何気なくルワンダについて改めてネットを調べていて、4月7日という日を知りました。単なる偶然なのでしょうが、そのタイミングにちょっと驚いています。
この本は、ルワンダから隣国ザイールに逃れた難民を支援する為に派遣された自衛隊を、取材したカメラマンが書いています。つまり、時間的には「ホテル・ルワンダ」での主人公ポールが難民キャンプにたどり着いたその後の話にあたるわけです。
続きを読む "漂泊のルワンダ/吉岡 逸夫" »
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