昔ながらの造りですが、入口右にはコインランドリーがあって黄色い看板がちょっと目立っちゃうのが残念だけど、まあしょうが無いですね。
暖簾を潜って、番台で料金を払って中に入ります。
なかなか脱衣所もいい雰囲気です。
早速お風呂へ。
カランは右から5-4-4-4の配置。一番左に左にシャワーブース2つあります。
よくみると真ん中の島のカランにはシャワー口が付いていないんですね。風呂桶はケロリンじゃ無かったです。
そしてなにより富士山のペンキ絵がどーんと描かれています。
いいですねぇ。
絵自体は男湯で完結しているけど、女湯側はどうなっているんだろ?それにずいぶんペンキ絵がきれいなので最近塗りなおしたものかもしれません。と思ったらありました、銭湯ペンキ絵師見習い日記にのこちらにありました。2008年に描かれたものなんですね。
男女湯の境の壁には灯台のある風景のタイル絵がありました。
風呂の温度は44℃
右に岩盤泉と書かれたバイブラバスがありました。
お風呂の脇に書かれた解説によると、岩盤泉とは様々な鉱石を砕いて練りこんだタイルを使ったお風呂で、七つの秘密あるそうです(何だか忘れたけど)。そしてイオン、遠赤外線、ホルシミス効果の三つの作用で暖まるとか...
さて脱衣所ですが、ここには縁側があって涼めるようになっているのがいいですね。
坪庭には鯉(だよね、金魚じゃないよね?)が泳ぐ池もあります。いや~ホント昔なながらの銭湯ですね。
天井は板張りだし、そこから長いステーで吊るされた天吊の扇風機もいい感じです。そういやココには他の銭湯にありがちなテレビがありません。
大体の銭湯でテレビが置いてある位置、男女湯の境、番台から見える真正面には能面が飾ってありました。能楽堂が近いしね。
男湯はそれほど人がいなかったけど、女湯の方では頻繁に挨拶する声が聞こえていたから、それなりに入っているみたいです。脱衣所の中には昼間ヨガ教室のようなものをやるようなビラが貼ってあったから、近所の人に親しまれているのかもしれません。
いいお湯でした。
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