外交官 黒田康作シリーズでアマルフィに続く映画第二弾、アンダルシア~女神の報復をみてきました。前作アマルフィでは真保裕一の小説版を見た上で映画をみたら、その落差に、あまりのグタグダ加減に呆れたので、今回は映画を先に見ることにしました。
うん、今回の映画はアマルフィより映画としては上ですね。ストーリーも一貫性があって分かりやすいし、あっと驚く展開もある。相変わらずツッコミどころは満載ながら、楽しんで映画を見ることができました。
しかし映画としては金をかけてないのがアリアリですね。前作の制作費で懲りたんでしょうか?要所要所にチープ感が漂っています。
できる限り国内での撮影として、経費を浮かせるのは当然のこととして(日本の俳優で、現地撮影を行ったのは織田裕二と黒木メイサ、それに福山雅治の3人みと推察w)。でもあの列車のシーンでの車窓風景、思わず失笑してしまうほど合成感アリアリ。もっとマシな合成はできなかったんでしょうか?
それにしても黒木メイサは綺麗ですねぇ~
惚れちゃいます(笑)演技がもう少しマシだったらもっとよかったんですけど、まあ難しい役どころだとは思いますが。
しょうがないので演技が下手くそなのではなく、役柄の女性が役の中でさらに演技をしている(=女は怖い)と思うことにしました(笑)
あとジオキャッシングをしている(普段GPSを使い慣れている)私としては思わず失笑してしまうのが、インターポールの刑事、伊藤英明演じる神足が使用するGPS。
あのGPS、ウチにもあります(笑)あんな機能が付いてないよ~というか、GarminのeTrexは通信機能が無いのにどうしてあんなことが出来るんだ?あの赤い点の動きにも笑っちゃいました。
しかし未だによく分からないのがタイトル。
「女神の報復」というサブタイトルもよく分からんし、そもそもアンダルシアというのも...
舞台はアンドラ公国とバルセロナ(カルターニャ州)がメインというより殆どで、アンダルシア州のロンダ(マラガ県)は確かに絶景だとは思うけど登場するのは一瞬。アンダルシアに主人公達の思い入れがある訳じゃないしねぇ
ひょっとしてこのシリーズ、あと2~3作は続編を作ることが決定済み?
でメインタイトルは海外の地方の名前、で「女神の~」というサブタイトルして、作品ごとにキレイどころ(今回は黒木メイサね)を出演させるというパターン。
つまり海外の名所を紹介しつつ、旅愁を誘うという旅行会社とのタイアップ、なんて流れが頭に思い浮かびました(笑)
しかし一番美味しいのは福山雅治だよなぁ... ほんのチョイ役なのに、現地の美女にモテモテ、現地ロケありだし。
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