さて角館に泊まった翌日、早々に朝食を食べて桜見物に出かけました。
通常のGWが明けた平日とはいえ、桜の名所である角館ですからね、人が出てこないうちに...というワケです。
車ははたぼー。さん@黒猫たちに教わった角館市街の南端の落合運動公園へ。武家屋敷の辺りなら駐車料金がかかりますが、ここはタダだし空いてます。ちょっと離れているのが難点ですが、自転車があるので問題なし。なによりも穴場的な桜がイイ!
角館の桜並木も、北上に負けずとも劣らず長いですねぇ。桜並木の長さのせいか、朝早く行動した甲斐があったのか、ほんと落合運動公園近くはあまり人がいなくてのんびりと見物できました。
ぷらぷらと桜のトンネルの中を歩きつつ、川をさかのぼっていきます。角館の桜は、北上より開花が遅かったのかちょうど見頃、いいですねぇ~
やがて横町橋に到着したところで、今度は桧木内川からはずれ武家屋敷の方へ。
角館では、桧木内川の堰堤ではソメイヨシノ、武家屋敷では枝垂れ桜を楽しむことができるのがいいですよね。
しかし枝垂れはちょっと遅かったかな?
前日の夜はあまり気づきませんでしたが、昼間に見ると結構葉っぱが出ています。もう新緑の枝垂れ桜もありますが、それはそれで新緑が綺麗でいいもんです。ちょっと負け惜しみですが、でも地元の方は新緑の頃が一番好きだそうですよ
花が咲いている枝垂桜の中で一番綺麗だったのは樺細工伝承館前の枝垂れ。
八重のピンクの枝垂れがいい感じです。
さて武家屋敷としだれ桜を通りから見ているだけでなく、どこかに入ってみようということでその中でも一番大きい青柳家に入ってみました。ここは有料、一人500円なりを払って中に入ります。
中には実にいろんな展示がたくさん。兜や刀、鉄砲などはまあ分かるにしても、旧海軍・陸軍の軍服やレコードのコレクションなどなど。しかも敷地内にはレストランやら樺細工の売店やらで商売っ気たっぷり。
でも庭に咲く枝垂れ桜は綺麗だし、9月のお祭りに使われていた山車も展示されてたりと見ごたえがありました。欲を言えば、もう少し武家屋敷自体をじっくり見れるようにしてもらえればもっと良かったのだけど。
青柳家をじっくりと見ていたので、時間も昼近くになりだいぶ人が増えてきました。
さてそのまま通りを北上、再び桧木内川の堰堤に出ます。
でもやっぱり平日だからかみんなのんびりと桜を楽しんでいます。
思い思いに桜のトンネルの下を歩き、腰を下ろし桜を楽しんでいます。
いいですねぇ~
のんびーり桜を見ながら、ぼーっとする、コレ最高な贅沢ですよね。
そんな桜の樹の下のあちらこちらで、「桜の話を聞いてくださーい」という子どもたちの声が聞こえてきます。
どうやら地元の小学生の授業らしく、角館の歴史やら桜についてガイドしているのです。かわいいガイドさんですね。
さらに桜のトンネルを歩いていきます。
ぐんぐん気温が上がってきたせいか、朝方はちっとも舞ってなかったのに桜の花びらが舞い始めています。
一気に花開く北国の春といったところでしょうか?
再びやってきた横町橋
ここからは再び川岸を離れ、今度は外町の通りを冷やかして帰ります。要は角館の町を八の字を描くようにめぐったワケです。
外町の方はお屋敷町よりさらに開花が早かったようで、咲いているさくらも少なく、人も静か。やっぱり武家屋敷近辺に人が集まってしまうんでしょうね。
それでも所々で綺麗なしだれ桜を見ることができました。
安藤醸造元のところで桧木内川の方に戻り、再び堰堤を通って車を止めた運動公園に戻ります。
さて名残りは惜しねど、角館を後にします。
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