火曜日は仕事を早めに終え、調布に出かけてきました。
目的は野川の夜桜ライトアップ。まずは写真をみて下さい。
暗闇の中に浮かび上がる桜、まばゆいばかりに輝いているとは思いませんか?
それもそのはず、このライトアップはCM撮影や舞台照明のプロ、アークシステムさんが手がけているのです。
太陽光に近い強力なライトに照らされた桜は、仄かな桜色をより鮮やかにくっきりとその姿を見せてくれます。
そこらの夜桜とは桁違いの光量で、見るものを圧倒します。
20年前に始まったこのイベント、当初はアークシステムさんの社内の花見で一本の桜をライトアップしたことから始まり。それを見た近所の人達の評判を聞いたアークシステムさんが、地域貢献のボランティアで毎年開催するようになったそうです。
しかしこのイベント、一般にはあまり知られていません。
それはライトアップが一年のうちたった一日の3時間、しかもその開催日程が直前にならないと決定しないから。
桜の開花状況、そして雨に弱い照明機材のことを考慮して、日程を決定するので、どうしても直前にならざろう得ないのです。 桜の季節、アークシステムさんのこのページをチェックした人だけが見れる、知る人ぞ知る夜桜なのです。
出店も無い、ゴザ広げて宴会できるわけでもないこのイベントですが、この桜の美しさがクチコミで伝わり、年々、たくさんの人達が集まるイベントになりました(私もそのウチの一人なのですが)
たくさんに人を惹きつける理由は、行けば分かります。
だって本当に綺麗ですから。
こんな夜桜、他では見たことがありません。
そんなたくさんの人を惹きつけるこのイベント、数年前から応援するボランティアの会も結成されたようですね。
このライトアップは、野川沿いの桜並木約800mの間で行われているのですが、往復するのに約1時間。結構かかったのだけど、やっぱりみんなと一緒に私も桜に見惚れてたので、イライラもしなかったなぁ...
ちなみに上流の方では色のついたスポットライトも当てるという演出もやっていました。
でも個人的には、普通のライトアップだけで十分です。
ただ、ただそれだけで、ため息がでるほど美しい。
一年のうちのたった3時間、桜が最高に美しいまさにその瞬間を照らすこのイベント、本当に来て良かった。
やがてその3時間も終わりに近づくと、蛍の光が流れ始めます。
そして9時ちょっと前から、一つ、また一つと少しずつ照明が消えていきます。
その照明が消えるたびに巻き起こる拍手。いいものを見せてもらったという感動の拍手でしょうね。
そして最後の明かりが消えて辺りは真っ暗に...
アークシステムさん、調布市の皆さんありがとう 。
また来年。
来年も是非見に来たいと思います。
暗い中に浮かび上がってる桜のやさしい色がとても幻想的ですね。
知りませんでした。来年はぜひ本物を堪能したいと思います。
投稿情報: Abruptio | 2010/04/08 16:07
Abruptioさん
言葉で言い尽くせないほど綺麗でしたよ。来年は是非みてくださーい
投稿情報: yomikaki | 2010/04/10 09:15