もうタイトル通りの本です(笑)
給食って、時々変なメニューが出てきますよね。その変なメニューを全国津々浦々から集めて再現してみせた本です。
この本のなかには居酒屋か?というものから、こんな組み合わせはちょっと...というものまでいろんな給食が載せられてます。
いやー、きつねうどんに、いちご蒸しパン、そして牛乳なんて信じられない組み合わせですよね。ちょっとびっくり。他にも笑える給食がたくさんでてきます。
しかし...
この本パラパラめくって変な給食って、笑っているうちはいいのですが、じっくり見るとちょっとこの本もかなり変。
給食のメニューの再現をして、それに刺激的なタイトルをつけてるんですよね。いわゆるスポーツ新聞と一緒。「こんな変な給食はとんでもないですよね。日本の食育はどうなっているんだ!」なんて気をひいておいて、やっぱり「日本人はお米でしょ」というストーリーがみえみえ。
もちろん変なメニューはなくすべきだと思いますし、子どもたちのためにならないのは確かでしょう。でもその原因をパン食に求め、ご飯を食べないと子どもたちがダメになる。日本の食料自給率が悪くなるとかいうのはちょっと飛躍しすぎでは?
いや確かに子どもたちの為にはご飯給食が良いというデータは幾つか載せられています。でもそれらデータ、期間が短すぎるし、大体給食との関連が明確じゃないんですよね。そういった意味では、この本かなり恣意的な本です。
私はそもそも給食のメニューがおかしいのは、パンとかご飯とかいう以前に、必ず牛乳があることだと思ってます。そりゃ栄養があるからに決まってますけど、牛乳とご飯の組み合わせは根本的に合わないと思いませんか?牛乳がある以上、まだパンの方が合うような気がします。
そのへんを著者に突っ込んで聞いてみたいところですね
著者 幕内秀夫
ジャンル ルポルタージュ
出版社 ブックマン社
四六版 174ページ
価 格 1,400円
(#^.^#)/ おおー!!
面白そうな本ですねーーー!!
かなり興味あります。
まだ神様のカルテを探していないんですよね・・・。
喘息でであるけなかったので。
大きな本屋に行く機会があれば…是非ぜひ見てみたいな^^
投稿情報: chicchi^^/ | 2010/03/24 15:49
chicchiさん
パラパラ見ているとすごく笑えますよ、この本。買うほどの価値があるかというと?ですが...
神様のカルテ共々図書館で探してみるのも手かも
投稿情報: yomikaki | 2010/03/25 07:48