じゃーん!!ここは何処でしょう?
なかなか凄いバンクがついてますが、当然サーキット場なんかじゃなく、ましてや駐車場でもなく...
正解は首都高速3号渋谷線と、現在工事中のC2こと中央環状線との間を接続する、今話題沸騰中の大橋ジャンクションです。
先週の土曜日、ブロガー向けのプレミアム見学会があり、応募したら当選したので行ってきました!
やっぱこういう社会科見学系は面白いし、ぐるぐるマニア(?)としても行かざろう得ません(笑)
見学会の集合は8時半、はっきり言って早いです。
かくいう私も会社に行くのより早起きしなければなりません。
でも今回の見学会は遠くは茨城や静岡から来られた方もいるようですので、その人たちに比べれば...
それに集合時間が早いだけの理由がありました。それは後ほど~。
まずは事務所で大橋ジャンクションの概要から
大橋ジャンクションは、都心から渋谷を通って放射状に伸びるR246(玉川通り)の上を高架で走る首都高速3号線に、現在、山手通り(環状6号)の地下に建設中の首都高速中央環状線とを接続するフルジャンクションです。つまり高架上の道路と地下トンネルの道路とを接続するわけですが、その高低差は71m
どうやって接続するのか?
そりゃーもーぐるぐる回るしかないでしょ!
というわけで、ぐるぐるぐるぐると一周400mの楕円のジャンクション内を二周回って、地下と高架を接続するんです。 しかもここはフルジャンクション(どの方向にも接続)ですから、その中は二層構造になっていまーす。
つまり中の様子はコペンハーゲンのラウンドタワーに近いイメージですが、中の構造は会津若松の栄螺堂と同じ二重らせん構造ってことです。
3号線からの流入階は、既にセンターラインが書かれており、さらにレーンには赤と青の塗装がなされています。この色でどちら方向に行くのか分かるようにするのだとか。
確かにぐるぐる回ってるとワケ分からなくなりますものね。
ジャンクションの螺旋構造の中を見学した後は、3号線との接続のランプウェイ部へ
三号線を跨いで架橋された桁の上を歩きます。
ただでさえ、こんなトコ歩くのは始めてなのに、未舗装の鉄板剥き出し。
工事現場なんだなぁとつくづく実感。
これが使われているボルト(名前を失念)
このボルトは、普通にナットで締めた後マーキング(白い線)をし、さらに締め上げるとボルトのお尻がポッキリと破断するようになっているそうです。(手に持っているのが、使用前のボルトとナット。下のマーキングされお尻が茶色くさびているのが使用後のボルトとナット)
つまりある一定以上のトルクがかかると破断するようになっているようで、トルクレンチを使わなくても一定のトルクがかけたことが分かるようになっているとか。こんなネジもあるんですね。勉強になりました。
ランプウェイ部の次は、ジャンクション本体の屋上へ
こちらが屋上から見たランプウェイ部、右側の桁の一部が施工中なのが分かります。
右側の建設中の建物は環状線の排気施設、左側の建物は再開発によって建てられたマンションのようです。
そしてこの屋上、将来的には公園になるそうです。
この斜面、すごく魅力的なんですけど(笑)
完成したら絶対来ます。(出来れば芝生メインにして欲しいな)
ジャンクションの内部はこんな感じ。
真ん中に建っている建物は、東京電力の変電所。
東急の新玉川線に電力を電力を送っているそうで、ちょど3号線を挟んだ向かいに建てているビルに引っ越すそうですが、今も使用中だとか
その建物をよーく見ると
壁に落書きが!
大橋ジャンクションの建設前から建っているということがつくづく実感しました。
8/17と8/24のタモリ倶楽部で、この大橋ジャンクションについて取りあげられるそうですよ~。
みたいなぁ、そっちも
<続く>
ボルトの名前、トルシア形高力ボルトではないですか?
(トルクレンチに思い出があるもので…)
芝生の公園、イイですね~。ゴザ敷いてお弁当♪なんて。
投稿情報: route390 | 2009/08/12 20:57
route390さん
ありがとうございます。
そういや現場では高力ボルトと言っていたような気がします。これですっきり!です
投稿情報: yomikaki | 2009/08/13 07:23