いやーぐるぐる建築マニア(笑)として、ココには前から来たかったんです。
コペンハーゲンのラウンドタワーも救世主教会も制覇したのですが、日本が世界に誇る二重螺旋構造の木造見物に登らないというのは片手落ちですよねぇ。
妙な節回しで口上を延々としゃべり続けるおばちゃん(栄螺堂の右下に写っている)からチケットを買ったら早速内部へGo!
正面から入ると内部はこんな感じになっています。
これをひたすらぐるぐると登っていくとてっぺんに到着。
千社札が凄いですねぇ。
てっぺんを過ぎたら引き返すのではなく、そのまま天井したを通って反対側から下り始めます。
二重螺旋構造だから登りの人と降りの人がすれ違うことなく登り降りできるんですよ。
素晴らしい!
所々では反対側の通路がチラ見できます。
もともとこの建物はその通路の各所に観音様を置いて、三十三観音巡りができるようになっていた建物らしいですが、今や単なる観光名所。
でも重要文化財なんですよコレ?重文でありながら上れる建物なんてそうそうないような気がする。
大切にしましょう(笑)
栄螺堂の後はホテルに戻って一息入れ、晩ご飯。
そうこれからが本番です(笑)。
その日の対戦相手は輪箱飯(わっぱ飯)。
会津若松で元祖輪箱飯をうたう田季野というお店に行ってきました。
この店なかなか場所が判りづらい。迷いつつ到着しました。
建物は会津西街道沿いにあった建物を移築したようで、立派な建物です。
しかも夜8時だというのに(ラストオーダー9時)この賑わい(まあGWというのもあるのでしょうけど)。事前に電話した際には可能な限り予約を入れてくれと言われました。(結局他の人を見てる限り、予約が無くても大丈夫なようでしたが)
輪箱飯にもいろいろ種類があって悩みましたが、結局アルバイトのおねえさん(高校生?)のお勧め「欲張りわっぱ」、それに追加でタケノコとアスパラの天ぷらをオーダー。
これだけ混んでるなら料理が出てくるのも時間がかかるだろうなぁと覚悟していたら、あっという間に出てきました。
じゃーん、これが欲張りわっぱです
これだけじゃ、輪箱飯ってなんだかわからんという人の為に説明すると、要は杉?(檜かも)の薄板を曲げて作った曲げわっぱという器に、炊いたご飯を入れ、さらにいろいろな具材を載せて蒸し上げたものです。
このお店に来ておきながら、炊き込みご飯があまり好きではない私は同じようなものかと心配だったのですが、それは杞憂でした。
それは炊き込みご飯のように、出汁と一緒に炊き込むのでは無いので、お米自体にしっかり味が付いているワケではないんですよ(←私はココが嫌い)
しかしお米自体には味をつけずに炊きあげたものを、具材を載せて蒸し上げるのでほどよい加減で具材の出汁がご飯にしみてるんですよね。その加減がまた絶妙、具材も見ての通り、いくらにカニに鮭にと、もう美味いこと旨いこと!
すっかり虜になってしまいました。
ちなみに輪箱飯は全て汁と小鉢が二品付いていますが、量も満足行く量で、食の細い女性は残してしまうかも。
また会津若松に行ったら行きたくなったお店でした。
<続く>
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