今年、3月に亡くなった、SF界の巨匠 アーサー・C・クラークのSFの名作です(クラークとなっているのはなんでだろ?書いた歳による?)
訃報を聞いて、ふとこのSF界の名作中の名作と言われているこの作品を読んでいないことに気づき、図書館から借りてきました。
しかし予約はしたものの、同じことを考える人はたくさんいるもので借りれるまでに半年以上もかかっちゃいました(買えば良かった)
この作品は1953年に書かれその後時代の変化に合わせ、1990年にクラーク自身によって第一章を中心に書き換えられ、改版されたものです。
いやー、凄いですねぇ、この本。改版されたとはいえ50年前に書かれたものとは思えない。
むろん、ところどころにテレックスなどと書かれていて時代を感じるところもあるにはあるけど、なんというかストーリーの中に深い精神性のようなものも感じられてちっとも古くさくない。名作と言われるだけの理由が分かります。
なんだか他の作品も読み返したくなりました。
幼年期の終わり
著 者:クラーク
訳 者:池田 真紀子
ジャンル:SF
出版社:光文社
文庫版452ページ
価 格:780円
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