先週の後半から東北地方へ、車で旅行してきました。
旅行のテーマは「美味いもん、食べまくり!」。もちろん他にもいろいろ見てきましたよ。
まずは向かったのは福島県立美術館。ここでの目的は食じゃなくて、アンドリュー・ワイエスの絵。この美術館にはワイエスの絵が6点所蔵されていて、前から見に行きたかったんですよね。
今の時期展示されていたのは、そのウチの『ガニングロック』・『松ぼっくり男爵』・『農場にて』の3点。ワイエスの絵では丸沼芸術の森所蔵の「クリスティーナの世界」のオルソン農場が有名ですが、こちらの絵はまた別の農場の絵。
たった3点だけですが、見に行って良かったです。松ぼっくり男爵が気に入りました。
ワイエスファンじゃなければ「・・・」かもしれませんが。
さてワイエスの絵だけなら常設展だけでも良かったのですが、ついでに企画展「大岩オスカール:夢見る世界」展も覗いてきました。
これが思わぬ拾いモノでした。
大岩オスカール幸男はサンパウロに生まれた日系移民2世なのですが、現代の漫画チックな緻密な描き込みに、幻想的な絵をかぶせた現代アート。
もちろんそんな画風になるまではいろいろな変遷を経ているのですが、でもどれも見ていて楽しいしとても惹きこまれます。絵の題材もだんだんと社会性を帯びてくるのですが、それが旨く絵の中に包含されていてあまり尖った感じがしません(もちろん主張は明確なのですが)
この展示会は東京都現代美術館で春に開催されたものが巡回してきたようなのですが、きっと東京で見ても、混んでいて「夢見る世界」には浸れなかったでしょう。
福島で見れてラッキーでした。
美術館で買った美術雑誌を見ると立川の路上に作品があるみたいなので、今度見に行ってみようかな?
※都合により記事を二分割しました。
大岩オスカール幸男さんの絵
ステキですね。
ガーデニングは、どこかで見たような気がするのですが、
所蔵の近代美術館でみたのかな?
MOTのページは時々チェックしてるんですが、
すっかり見逃してしまってました。残念。
福島県立美術館は、建物も良い感じですね。
投稿情報: Nemo | 2008/09/02 23:51
Nemoさん
いやーホント目から鱗でした。
こんな表現もあるのかと。 どのような作品も暖かみのある感じが、またいいですね。
ほかの作品も是非みてみたくなりました。近代美術館にあるのかな?
>福島県立美術館
先日の「さて」でアップした部分を境に県立図書館と一体となった建物なのですが、コレもなかなかかっこよかったですよ。
投稿情報: yomikaki | 2008/09/03 07:40
古い記事にコメント済みません。
今日新宿の地下道で、
渋谷のBunkamuraで「アンドリュー・ワイエス展」が
開催される看板をみかけましたよ。
ご存知かもとは思いましたが、福島よりは近そうなので、
ご連絡まで・・・♪
http://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/08_wyeth/introduction.html
投稿情報: Nemo | 2008/10/31 22:44
Nemoさん
情報ありがとうございます。
Bunkamuraは知っていましたので、行ってきたいと思います。
でも時々、知らずに終わっていたということがあるのでお知らせ頂くととても嬉しいです。
ps.前売りチケットを買うか、チケットショップで安売りを探すか考え中です(笑)
もう少し安ければいいのだけど...
投稿情報: yomikaki | 2008/11/01 09:35