むかーし、幼い頃、世田谷区経堂に住んでいました。
本当に小さい頃の話です。先々週ジオキャッシングで世田谷に行った際ついでに、懐かしの場所をまわってみました。
以前住んでいたマンションはまるっきりそのままでした。
まるで時の流れが止まったかのよう...
でもすぐ傍にあった烏山川は暗渠になり、緑道になっていました。
公園になっていること自体は庵魚堂さんのBLOG 庵魚堂日乗や、サイト 世田谷の川 探検隊で知っていたのですが 、自分の目で見るとちょっと軽いショック。
まあ川と言ったって、確かドブ川のようなものであまり綺麗なものではなかったし(幼稚園生の記憶なのであいまい)、私も緑道の方がいいとは思いますが、やっぱりそれなりに思い出があったもので...
まああれからウン十年も経っていますから、当然なのですけど。
この川沿いのこの道
ここで私は自転車を練習し、一人で乗れるようになったんですよね。
いやー懐かしい。
ついでに通っていた幼稚園も訪れてみました。
そこは小学校と併設の幼稚園でしたが、まだ記憶のままの校舎が残っていました。
ただ...記憶の中より小さな建物、小さな敷地でした。
幼稚園の時はとても大きく感じたんだけどなぁ...
たぶんワタシが大きく育っちゃったんでしょう(笑)
残念なことに校舎の一部を取り壊している最中でしたが、あのベランダを行き来したなぁ、と忘れていた記憶が戻ってきました。
当時としては、とても珍しい男の幼稚園の先生がいたり、同じ敷地にある小学校のプールで遊んだり、なんかしらないけどラグビーをしたり、楽しい思い出がいっぱいの幼稚園でした。
泣きわめいた記憶もありますけど...笑
さてこちらは思い出の場所では無いのですが、川つながり
庵魚堂さんのBLOGで紹介されていた、二ヶ領用水の久地円筒分水にも行ってきました。
まああるい池のような、噴水のような施設でとても目を惹きます。
これは田畑を潤す水を耕地面積に応じて正確に配分する為の施設だそうです。
どういう原理かというとサイフォンの原理で中央部から水が吹き出てて来ます。水がどんどん出てきますから、当然周囲の円形の縁から水が溢れます。
耕地面積に応じた円周から溢れた水がそのエリアの灌漑用水になるというわけです。
なかなか上手い仕組みですね。じーと見ていても飽きません。ちなみにこれは登録文化遺産にもなっているそうです。
いやー都会にこういった灌漑施設があるのはなんだか意外。まあ昔は周りは田畑だったんでしょうけど。
でも冒頭の烏山川を懐かしむ私がいるように、この久地円筒分水を当たり前のように見て育った人だっているんでしょうね。 周りは激変したのだろうけど、時代が変わっても川の流れは変わらず、と言ったところでしょうか?
まあ厳密にいうと川の流れだってどうなるか分からないのですけどね。
庵魚堂さんのように川の流れを追っかけるのは面白いかも。
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