SFは読んだことが無いという人はいても、
星新一のショートショートを
わたしも何冊か文庫本を買ったこともあります。でもいつの間にか読
しかしこの本を読んだあとで、ふと考えてみるとSFって最近少なくなったなぁと感じました。
いや単に私がSFというカテゴリーを意識していないだけかもしれません。
確かに図書館戦争などは広義のSFであることは間違いないとは思いますから
昔、それこそ中高生の頃は、SF以外はあんまり読まないと言った方が良い位、SFを読んでいました
「幻魔大戦」や「とらわれたスクールバス」など、
映画になったSFも多かったように思います。
最近の流行(はやり)じゃないのでしょうか?
もちろん、私だけ出なく世間一般がSFというジャンルでひと括りにしなくなっただけかもしれません。
でもそういう状況にある現在と違って、星新一が作家としてデビュー
でも星新一がパイオニアとしてSFのジャンルを切り開いたおかげで、
いろんな作家が活躍できる土壌が
学生の頃によく読んだ新井素子などが、真っ先に上げられる一人。
奇想天外という今は無きSF雑誌の新人賞で、
新井素子を推したのは星新一だったというエピソー
そういうSF作家の系譜も興味を惹かれましたが、
やっぱり星新一の人生そのものが
大企業の創業者社長の御曹司として生まれ、
その企業を自らの手で他
とても興味深く読めました。
この本では丹念に調査してノンフィクションにし
さらーっと読める本じゃないし、勢いで読み進められるものでもない
星新一の生涯を追うように、じっくりと丹念に読んだため読了まで時
著 者 最相 葉月
ジャンル ノンフィクション(伝記)
出版社 新潮社
四六版 571ページ
価 格 2,415円
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