昔読んでいた、読売新聞。 その朝刊には人生相談のコーナーがあって、いろいろな悩みの相談が掲載されていました。
はっきり言って内容はかなり複雑でシリアス、どう考えても「そんな複雑な相談が毎日続くワケないだろ」という感があって、人生相談という形をとった読み物(フィクション?)でした。
そういう相談モノって、軽い方向に行くと子供電話相談室とかありますが、なんだかんだ言って結構人気があるんでしょうね。
WEB上でもその手のページ、YOMIURI ONLINEの発言小町や、この教えて! gooは人気があります。 発言小町は前述の人生相談っぽいのがメインですが、教えて! gooは子供電話相談室みたいで、素朴な疑問、難問、珍問の嵐、気軽に楽しめるページです。
この本はそれら教えて! gooに寄せられた質問から、ピックアップされた質問をネタに阿川さんと編集者が対談する形式になっている本です。
美人は本当に三日であきるのか?とか、しじみの味噌汁のエレガントな食べ方など、どうでもいい質問ばかり。でも質問だけでなく、WEB上に寄せられた回答もまた味があっていいですねぇ...
ただ、阿川さんと編集の対談が、よく判らん。
はっきり言って質問の抜粋だけでもいいような気がするけど、本の構成上、間が抜けそうだから入れてあるだけという感じがアリアリです。
対談も恐らく阿川さんと編集の間で2、3時間話をしたテープをそのまま文章に起こしただけでなんのひねりも無い。どうせなら壇ふみと二人で言いたい放題にすれば良かったのに
まあ通勤電車の暇つぶしですね
著者 阿川佐和子 編
ジャンル ノンフィクション
出版社 マガジンハウス
四六版 237ページ
価 格 1,365円
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