モエラキ・ボルダーを後にしてダニーデンへ。
ダニーデンはニュージーランドの中でもスコットランド系移民が多い街だそうで、古い建物にその面影を感じます。
例えばこのダニーデン駅。
駅といっても、今は旅客列車は運行されず貨物列車のみ。なので中は博物館となっています。
ダニーデンでも、まずはiSITE(インフォメーション)に行って情報収集。
まあ個人旅行の場合は、基本ですよね。
ダニーデン滞在の目的は二つ、一つ目はまたしてもペンギン(笑)
ダニーデンの南東に伸びるオタゴ半島は、ペンギンやアルバトロス、アザラシなどの動物が大切に保護されていてネイチャーツアー(自然観察ツアー)のメッカなのです。
そして中でもペンギンプレイスというところのイエローアイドペンギンのツアーは、ニュージーランドのネイチャーツアーの賞を幾度と無く受賞している有名な場所なので、ここを逃すわけにはいきません。
そしてもう一つ、それはダニーデンに醸造所があるスペイツというビール会社の工場見学。
これはですね、NZにゆかりの深いayumiさん@パラダイス天竺日記に教えて頂いたビールなのです。
ニュージーランドに来て早速呑んでみたんですが、ホントに旨い!!
工場で飲んだらさぞかし...となったワケです。
で、この二つをiSITEで予約しました。
しかし、どうでもいいけどiSITEで対応してくれたお姉さん、ペンギンが嫌いみたい(^^ゞ
ぬるぬるしてるし、サカナ臭いとか言ってました。
まあ好みはあるけどさー、ペンギン見に来た人に向かって言う?
予約を済ましたら、とりあえずホテルにチェックインしてちょっと休憩。
一息入れながらパンフを広げ、いろいろ考えます。
で出た結論は、まずオタゴ半島のタイアロア岬に向けてドライブ。
ここでアルバトロス(アホウ鳥)のコロニーを見てからペンギンプレイスに行こうというワケです。
海沿いの道をくねくねとひたすらドライブ。
しかし本当のシーサイドラインです。
波打ち際を通ってます、ガードレールありません。
高波が来たら、確実にさらわれてしまいます。
いやハンドル操作を誤ったら、海にどっぽん、です(笑)
もっとも、遠浅そうなので海に落ちても走れそうな気はしますが...
約1時間ほどでタイアロア岬に到着。
ここにはロイヤルアルバトロスセンターがあり、上を見ると...
おおっ! アルバトロスが飛んでいます。
近くにいるカモメと比べて、桁違いに大きいですね。
風に乗って悠々と飛んでいる様子はちょっと見惚れちゃいます。
けっこう、風に乗って動き回るので写真に撮るのが難しい。
ここはガイドツアーに入れば、営巣地等に入れて身近にアルバトロスを見れるようです。
iSITEでもツアーを予約するかと聞かれたのだけど、断ってしまった。ちょっと後悔。
むろん、現地申込もできたのだけど、ペンギンプレイスに行く時間を考えるとちょっと厳しくて、断念。
もしココに行かれる方がいたら、ガイドツアーに申し込んだ方がいいと思いますよ(ペンギンプレイスと両方見るツアーもあるようです)
アルバトロスセンターを出てその脇の方にある散策路っぽいところに行って見ました。
崖沿いのその道はタイアロア岬の灯台とその近く崖が覗けます。
双眼鏡で覗き込んで見たらいるわ、いるわ。
ちょっと遠いのが難点ですが気持悪いくらいの、たくさんのカモメとシャグ(鵜)がいます。
さらに崖沿いに歩いていくと、なにやら下を覗き込んでいる人たちがいました。
アザラシです。
崖の下にちょうど岩場があってそこにアザラシがいるのです。
しかもそのアザラシちょうどいいベットのようなところで昼寝中。
周りには長い海草がびっしり生えていて、波に揺れてゆ~らゆら。
気持よさそうですねぇ。
さらに遊歩道を先に行くとシャグが目の前にとまってました。
いろいろ見ていると楽しいのだけど、そろそろペンギンプレイスに行く時間です。
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