ジオキャッシングしに成田に行った帰り、ちょっと寄り道して本埜村へ。
そう、目的は白鳥の湖ならぬ白鳥の田んぼです。
なぜこんな田んぼに白鳥がやってくるのか?それは平成4年にさかのぼります。
当時千葉県鳥獣保護委員の出山さんが、たまたま舞い降りた6羽を目にし、試行錯誤しながら白鳥の餌付けに成功したのです。
以来、年々やってくる白鳥の数は増え今年は豪雪のせいもあって、千羽を超える白鳥がやってきているそうです。
今の時期、当然田んぼには稲が植わっていませんし、普通は水も張っていません。
白鳥のためにわざわざ水を張り、羽を休められるようにしているのです。
周りの水のない田んぼにも、たくさんの白鳥がいますが...
田んぼの脇には看板があって、ここにいる白鳥はオオハクチョウとコハクチョウの二種類がいると書いてありました。
それぞれ二種類の成鳥と幼鳥と、そしてさらに鴨まで。
私はここにたどり着いたとき、鴨が幼鳥なんだろうと思い込んでしまいました。
すぐにそんなわけないと、気づきましたが...(笑)
じゃあどれがオオハクチョウでコハクチョウか?実際に白鳥を目にしているときには区別がつきませんでした。
だって解説の看板の絵がヘタクソだったのだもの...
それにオオハクチョウ、コハクチョウというけど、大きさにたいして違いがあるわけでないし
なんで"オオ"と"コ"なんだろう? よく見ると大きさが違うのかな?
(調べてみたらやっぱり大きさは"オオ"が大きくて、"コ"は小さいらしいけど、遠目に見てパッと判るほどではありませんでした)
ネットで調べると、見分け方は体の大きさというより、嘴の黄色い部分の大きさがポイントのようですね。
すると上の写真だと、中央の右を向いてるのがオオハクチョウ、その右側1羽を飛ばして左を向いてる2羽がコハクチョウなのでしょう、たぶん。
でも判ったのはそこまで。灰色がかった幼鳥はどっちがどっちだかはわかりません(^^;
時折り何羽か空を飛び回っていましたが、白鳥の着水は迫力がありますね。
だってかなりでかいんだもの。
幼鳥でさえ、すさまじい水しぶきを上げて着水してました。
だんだんと暖かくなってきたこの頃。
そろそろ白鳥もシベリアに戻る頃でしょう。
また来年。
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