3日目は、前日に買ったストックホルムカードを骨の髄までしゃぶろうと(笑)、まず観光のボートツアーの乗り場へ。
ここでも2日前までいろんなコースが毎日運行されていたけど、平日運行されているのは1コースのみ。やっぱり観光シーズンは8月末までみたいです。(土日なら若干コースが増えるんだけどね)
唯一、平日でも運行されているROYAL CANAL TOURに参加。
しかし待てども待てども、チケット売り場に人影は見えず。
ふと裏手の看板を見ると、乗り場が変更になっていると書いてあることが判明。もっと目立つように書いてくれよ!
あわててそちらへ行くも、乗ろうとしてた10時半の便はちょうど出向するところ。ガーン!
ストックホルムカードの有効時間が迫っているのに...
チケット売り場のお姉さんに話したところ、どうも切符を発行してもらう時間が有効時間内であれば、チケットは買えるみたい。11時半のツアーに乗る事にしました。
ROYAL CANAL TOURはスカンセンやチボリ公園のある ユールゴーデン島の周りをグルリと一周します。船の中ではテープによる数ヶ国語の観光案内があり、日本語もあります。やっぱ英語は疲れるし、本当に理解しているか疑問なんで助かります。
船から見たストックホルム市は、自家用ボート・ヨットが沢山係留されていることと緑が豊かな街であること。ストックホルム市はたくさんの島々の上に成り立つ町ですし、市民のレジャーなどの足として、自家用ボートが当たり前なんでしょうね。
そしてもうひとつ、緑豊かな公園。そこは世界初の都市型国立公園だというユールゴーデンを始めとして、あちこちが緑にあふれてます。昨日のカクネス棟からの眺めでも感じましたが、本当に水と緑のあふれるきれいな街ですよ。
運河際ではジョギングしている人、ベンチに座って寛いでいる人。そこはゆったりとした時間が流れています。途中お城のような老人ホームを見たり、約1時間弱の船旅を楽しみました。
ところでツアーは中国人の団体と一緒でした。
そこで今回気がついたのですが、海外でアジア系団体観光客を見つけたとき、男性の割合が非常に高い(9~10割)のは中国人、逆に女性の割合が高いのは日本人ですね。
なんでなんでしょう?ちょっと考えちゃいます。
船から降りたら今度は市庁舎へ
ここは毎年冬にノーベル賞の祝賀会が行われるところです。
そのレストランで昼食。ココではノーベル賞の授賞式と同じもの、ノーベルディナーが食べれるということで有名です。でもそのコースはワイン、デザート等全てコミコミですが一人1350SEK、2万円を越えます。高い!
もちろんいい思い出になると思いますが、予約も必要ですしカッコもそれなりじゃないとね。
今回は断念して、気軽なランチとなったワケです。
いやーでもこれが良かったです!
レストラン自体の雰囲気も素晴らしいし、料理も美味しい。
料理は、4種類のプレートの中から一つを選んで、あとはサラダ、パン、ドリンクはセルフのブッフェスタイル。ドリンクではライトビールも選べます。
ハイシーズンではないということもあるんでしょうけど、お客も少なくて静か。ノーベルディナーは高くてちょっと、という人にもお勧めです。
逆にディナーだと雰囲気が良すぎて、ちょっと気後れしちゃうかも...
中の様子はココでも見れますが、でもこんなに明るくないです。もっと重厚な感じ
食事のあとは、ゆっくりとコーヒーか紅茶を。テーブルでもいいし、入り口近くのラウンジに行っても可。
我々はラウンジのソファでコーヒーを戴きました。
時間を見計らって市庁舎の入り口へ。
前回の冬も見たのですが、再度市庁舎のツアーへ。ココも英語とスウェーデン語のツアー、でもココでは日本語のリーフレットがあってそれをくれます。
案内してくれるのは大学生のお兄ちゃん。ジョークを交えなら軽妙に説明してくれます。ノーベル賞の晩餐式が行われるブルーホール(赤いんだけどね)、議会室、そしてメラーニン湖を望む鏡の間、最後にゴールデンホールと案内してくれます。
ちょうどブルーホールやゴールデンホールはどこかの団体に貸し出されているようで、その準備の真っ最中でした。ちなみにノーベル賞の祝賀会はこんなもんじゃなくて、もっと招待客が多く非常に狭いとのこと。ボーイさんは大変らしいです。
今度は一旦外にでて市庁舎の塔へ。ガイドツアーとは別に料金を払って登ります。
ココは半分までエレベータがありますが残りは歩いて登らなければなりません。えっちらほっちらレンガ造りの塔の中をぐるぐると回転しながら登ります。冬に来たときは塔は閉鎖されていて登れませんでした。
だから余計感じるのか、てっぺんからの眺めはサイコーですね。初日の公園からの眺めとはまた違った角度からガムラスタンを見下ろせます。
その日、あとは買い物して終わりでした。
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