”容疑者 室井慎次” を見てきました。
以前に見た”交渉人”と同じ踊るシリーズの派生作品ですが、両作品はユースケ・サンタマリアの真下 警視、柳葉敏郎の室井 警視正のキャラクターの違いが出ているというか、だいぶ雰囲気が違いますね。
テンポで攻める”交渉人”とドラマで魅せる”容疑者”といったところでしょうか?
私は”容疑者”の方が面白かったです。
今回は渋め路線でしたから、いつもの軽妙なお笑いが少なくそういった意味で、物足りないと感じる人も多いかも知れません。 それにドラマで魅せるといっても、もともと踊るシリーズは謎解きが貧弱なので、それを補強する意味で警察内部の確執を取り上げています。
警察庁と警視庁の狭間で翻弄される室井警視正。
それになぜかいつも走って登場する新米弁護士 小原(田中麗奈)の二人が主人公となり、告発の背景は何か?捜査中の事件の真相は?そして室井さんの知られざる過去、いろいろな圧力にさらされながら真相を求めてドラマは進みます。
今回は室井さんを告発した拝島 弁護士(八嶋智人)、発端となった事件を捜査していた新宿北署の刑事 工藤(哀川翔)、そしておなじみスリーアミーゴスなどが登場します。
しかし...言いたいことがあってもグッと自分の胸に収めて責任を取る室井さん、カッコ良すぎ。自分じゃ、ああはできません。
ところで話のストーリーとはぜんぜん関係ありませんが、今回の映画結構CGが使われてました。けれどそれが、あまりにもヘタクソ。なんかやっつけ仕事という感じがしてなりません。本来、CGが使われる理由なぞ無いはずですが、コスト削減でしょうかね?
そんな理由ならやめて欲しいものです。
警察内部の確執ってよくとりあげられる題材じゃないですか。他に重厚な良い作品がたくさんあるので、自分にはちょっと見劣りして感じられてしまいました。
折角カッコイイ室井さんっていう題材なので、ちょっと勿体無いような・・・。
投稿情報: chishi | 2005/10/10 22:10
chishiさん、こんにちは。
警察内部の確執ってよくとりあげられる題材なのですか?
あのような上層部の権力争いの話って、私はあまり記憶にありません。
まだまだ映画が観たりないかな?(笑)
投稿情報: yomikaki | 2005/10/10 22:41
あ、映画というよりは本でよく読むのです。
私が好きな作家さんがそういう題材を多く選んでるのかも(^^;
と、今更書き込んでしまって申し訳ないです。
結果も出たのでTBさせていただきました(笑)
投稿情報: chishi | 2005/11/27 16:34
chishiさん、こんにちは。
結果集計お疲れ様でした。
やはり、交渉人の方が容疑者より人気があったようですね。
むむむっ
投稿情報: yomikaki | 2005/11/27 23:01