プロ野球の開幕ももうあと少し。今年のマリーンズは、なんとホームでの開幕です。
指定券を買って見に行こうと思ってたのですが、なんとチケットはあっというまに完売。
しょうがないな、自由席で見るかと思ってたら、チケットぴあやローソンチケットでは前売り自由席券も完売。
あわててCNプレイガイドで購入。開幕戦は、ひょっとして大混雑か!?
さて今回読んだ本は、昨年のプロ野球騒動のドキュメンタリーです。去年の騒ぎはなんだったんだ?と振り返るにはちょうどいい本です。
先日の本は、プロ野球の行く末を案じてどうすればよいのかを数字を元に模索しているのに対し、この本はあくまで事実だけを淡々と記述しています。
さすが大朝日!と言いたいところだけど、この本はファンのスタンスだけの記載。経営側からの視点からの部分は皆無です。もちろん感情的には共感できるのだけど、本来メディアは多角的な視点で捉え、様々な切り口での報道するのが好ましいと思っている私にとって、ちょっと偏り過ぎ。
特に、プロ野球経営側の代表である読売新聞を貶めようというコラムには辟易します。
かくいう私も昨年は熱くなってしまいました。でも先日の本を読んでもかんじたのですが、冷静に考えることはとても大切ですね。
そういった意味でいうと昨年の騒ぎが過ぎ去った今、こういった本を出すのであれば、きちんと多角的な視線の本にして欲しかったと思います。
著 者 朝日新聞スポーツ部
ジャンル ノンフィクション
出版社 朝日新聞社
四六版 222 ページ
価 格 1,260円
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