親から10億円の手切れ金で捨てられた純一。
人との関係を上手く気づけない彼は、その手切れ金を元に投資会社を経営します。しかし彼はトラブルに巻き込まれ、死んでしまいます。
魂だけの存在となった彼は、人生をフラッシュバックで振り返ります。しかし、死の直前の2年間の記憶は無いのです。彼は魂だけの存在で、自分の死の原因を調べるべく活動を始めます。
そして...
登場人物、一人一人の事情。
同情すべく内容もありますし、そうでないものもある。
でもそれぞれみんな必死に生きている。そんなことを感じる作品でした。
著者 石田 衣良
ジャンル 小説
出版社 集英社
四六版 286ページ
価格 1,680円
コメント