旨い筍が喰いたい!
その煩悩がだんだんと膨れ上がり、それならば産地に行って食べるのがベストだ!ということでHPで調べました。すると、なんと大多喜が筍の名産地だとか。ここなら、うちから車で2時間程度。それならばと、土曜日に出かけてきました。
当初、筍掘りはするつもりがなかったんだけど、一緒に行くことになった友人が筍掘りもしたい!ということで、筍料理が食べられ、筍も掘り放題という、その名も竹仙卿へ。
国道297号(大多喜街道)から465号に入り、さらに国道をはずれ平沢地区へ。この辺りは土壌が筍の生育にぴったりでエグミも少なく、アク抜きをしなくてOKだとか。しかしそれにしても山深い。とうとう携帯も圏外になってしまいました。
竹仙卿の看板からさらに脇道に入ると、その道はまた竹林の中。しかも車1台がやっとの道。歩行者ともすれ違えないほど!奥へ奥へと行って、そして手掘りのトンネルを抜け、やっとこさ竹仙卿に到着。
人懐っこいワンコに出迎えられ、まずは昼食。基本は炉辺焼きなんだけど、筍の刺身に焼き筍、筍ご飯に筍の味噌汁が付きます。もちろん筍は美味しいんだけど、渓流豚と称している豚肉と手羽が予想外に旨かった。さて、腹も膨れたし、筍掘りへGo!
いやー、筍掘りがいまいち潮干狩りやぶどう狩りなんかに比べ、メジャーじゃない理由がわかりました。ハードです!筍掘りはゴルフに似たスポーツです!!だってゴルフクラブの代わりに鍬を振るじゃないですか!
その上に
1.鍬のコントロールも必要です。
→ コントロールが悪いと、鍬が筍にぶち当たり、筍がバラバラになります。
2・パワーも必要です。
→ 竹林の地面は竹の根っこが縦横無尽に張り巡らされ、よく砥がれた鍬で力を込めて打ち込まないと、地面が掘り起こせません。
3.ゴルフボールがバンカーに落ちるのと同様に、筍は生えてくる場所を選べません。
→ 旨そうなヤツほど急斜面の足場が悪いところに生えてます。
こんな風にちょこっと顔出してるやつが旨そう。
やっとこさ獲れました
汗だくになりながら、半ばむきになって筍を掘りました。やれやれ。翌日の今日はちょっと筋肉痛です。そしてしばらくの間、夕食は筍尽くし(筍攻めともいう)のメニューになりそうです。
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