広い面積を誇るハワイイ国立公園。とてもじゃないけど、一日じゃ回りきれないということで、二日目に突入です。
公園入り口のゲートで前日払ったレシートを見せて、ゲートを通過、まずはキラウエア・イキ・クレーターの展望台へ。
向こうの方にハレマウマウ火口の噴煙が見えてますね。このイキ・クレーターは直径1km位のそこそこ大きい火口なのですが、この火口の中を歩けるトレッキングコースになっているのです。
とりあえず、イキクレーターのトレッキングは後回しにして、お次はサーストン・ラバ・チューブへ。
ラバ・チューブは文字通り、溶岩(ラバ)のトンネル(チューブ)です。溶岩が流れる際に表面は固まってもその内部ではまあ固まらず溶岩が流れていることが多々あるそうです。その溶岩が流れたトンネルがラバ・チューブというわけです。
ここではそのラバチューブの中を歩いていけるようになっています。
熱帯雨林についての解説が書いてある看板の脇を下ってトンネル入り口へ。
早速、中に入っていきます。
人が入れるほど大きいトンネルですから、結構の量の溶岩が流れていたんでしょうね。壁や天井が結構滑らかで、まるで人が作ったトンネルのよう。日本の鍾乳洞などとは全く違います。なんか不思議ですねぇ。
やがてトンネルを抜けて階段が現れました。
が、ココでトンネルが終わりというワケではないんですよね。まだまだ先があるんです。ただその先はライトがついていない真っ暗なトンネル!なので懐中電灯必須。
ちゃんと持っていきましたよ~
いざ突撃!
先ほどの区間と違ってこっちは本当に真っ暗。
ライトが無いとまったく先に進めません。
暗がりの中で距離感が狂うのですが、150~160m位行ったところで、トンネルの底が崩れているところがあって行き止まり。そこで先ほどの階段まで戻って地上に上がります。ちょっとした探検みたいで楽しいかったです。
スタート地点へは地上の遊歩道を通って戻ります。
さっきのトンネル区間の上を通っているわけですが、あの暗いトンネルの上はこんな風に熱帯雨林となっているのがなんとも不思議ですね。
さてラバ・チューブのあとは、チェーン・オブ・クレーターズロードを横切り、道の反対にあるイキ・トレイルの入り口からイキ・クレーターに降りていきます。
やがてクレーターの底に到着、なんとも不思議なただっぴろい場所ですね。
そんなクレーターの真ん中を横切ってトレイルが伸びてます。
この広い場所は火口にたまっていた溶岩が固まったものだそうですが、前日の溶岩原以上に滑らかな表面です。流れてずに固まったからでしょうか?
滑らかですけど丸みを帯びた起伏が連続していて、まるで亀の甲羅のよう
やがてクレーターのど真ん中に。なんか不思議ですねぇ...
ところどころに、水蒸気?が立ち上っています。
トレイルの所々にはこういう番号が書いた場所があります。
どうやらこれは、ビジターセンターで売っているガイドブックにはその場所の解説が書いてあるようです。家族連れでお母さんが声を上げて読み上げているところに遭遇しました。(当然英語ですけどね)
やがてトレイルは反対側に到着。
そこは表面が割れまくっている結構ダイナミックな場所でした。そこを超えると今度はクレーターの淵を上って今度は淵沿い元の駐車場に戻ります。
林の中を、時折クレーターを覗き込みながら戻ったのでした。
歩き始めは晴れていたのですが、最後にはちらほらと雨が...
約3時間ほどのトレッキングでしたが楽しかったなぁ~ 今度はトレイルガイドを手に歩きたいと思います。
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