もうだいぶ経っちゃいましたが、嫁さんが用事で出かけてた金曜日、仕事で飯田橋に行ったのでそこで直帰ならぬ銭湯直行とキメこんできました。行ったのは神楽坂からちょっと路地を入ったところにある「南海湯」です。
国産松茸が店頭に並ぶ八百屋さんの前にあった南海湯は、昔ながらの風情を残した建物でした。
番台で代金を払って中に入ると、番台の真向かいの男湯女湯の仕切りの上に液晶テレビがあり、プロ野球の中継中。どうやら巨人ファンらしきおかみさんが、常連客と話ながらまったりと観戦中。。そして脱衣所のロッカーの上には戦艦大和のプラモ。なんかいいですね、この雰囲気。
浴室に入ると目の前にどーんと飛び込んでくるのは富士山のペンキ絵。うん、いかにもという銭湯の雰囲気バッチリですペンキ絵はよく見ると、早川 平成19年6月2日 富士川とサインが入っています。これがあの有名なペンキ絵師、早川さんの作品なんですね。
ちなみペンキ絵は富士山だけでなく、富士山のすぐ下、湯舟の上には錦鯉や黒い鯉、出目金などが泳ぐ絵、女湯との仕切壁には湖の向こうに連なる山々が描かれていました。
外から見た通り、建物は古いのですが、中は綺麗にペンキが塗られており、とても清潔感があります。カランは両脇と島になっており、洗面器はもちろんケロリン。早速、身体を洗ってお湯にと行きたいところですが、カランのお湯は低すぎ〜。
なんとか身体を洗ってお湯に浸かろうとしたら、今度は熱すぎ〜。湯温計では40℃ になってますが、嘘だろ!44℃はあるはずだ~
お風呂は広めのジェットバスと備長炭風呂。備長炭風呂というのは初めてですが、お湯に備長炭が浸してあるんですね。体にいいのかな?この備長炭風呂の一部は泡風呂になってました。
7時半頃という時間もあるのかもしれませんが、常連客が多かったですね。ちょっとよその町内会にお邪魔したようなアットホームな雰囲気がとても良かったです。
いいお湯でした。
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