まきば園を出たら、広い小岩井農場の中を、車で5分弱の場所にある一本桜へ
一本桜は立ち入り禁止の牧草地の中にあり、我々が眺めることのできる場所は限られています。ビューポイント近くの小さな駐車場は車でいっぱい。なんとか空いている区画に車を停めて、道を渡ってビューポイントへ。
緑色の牧草地の向こう、丘のてっぺんにその樹はありました。
下から見上げるような場所に植わっている一本桜は、ちょうど丘のスカイライン上にすっくと立っています。さらにその向こうには残雪を残した岩手山が...
綺麗ですねぇ
ちょうど重なる角度というのが素晴らしい。
午後の遅い時間でしたが、入れ替わり立ち替わり人が来てるのも分かるし、早朝の空気が澄んでいる時にカメラマンがたくさん来るというのも分かりますね。
本当なら標高の高い小岩井農場のこの桜は、角館等からだいぶ遅れて開花するようなのですが、GW中の陽気で一気に花開いたようです。満開にはちょっと早いけどそれでも十分綺麗で見ごたえがありました。
さて一本桜を堪能したら、小岩井農場本部付近の桜並木と建物見物へ。
本部建物の前の桜並木は七分咲き。
綺麗ですねぇ~
綺麗な桜並木の奥に牛舎が三つありました。
牛舎の入り口には緑色のマット、なんだか分かりますか?
コレ、消石灰入りのマットです。
宮崎から遠く離れたこの地でも口締疫予防を行われているんですね。
確かにココは、乳製品等を出荷する立派な農場ですからね。しかも観光客が多数訪れる観光名所にもなっているから用心に用心を重ねるに越したことがないのでしょう。
そのマットでしっかり消毒して中に入ると...中には当然、牛
ゆっくりと草を食んでいました。
なんだかのどかでいいですねぇ。
牛舎の裏ではロールになった牧草を運び入れていましたよ。
さらにその建物の裏にはこじんまりしたサイロが二つ
このサイロも含め、この農場本部近辺の建物は指定文化財の登録を受けているそうです。
まあ日本の近代農場の走りですからねぇ
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