昨年の豊洲大橋の架橋工事以来、すっかり橋が気になっている私(笑)ですが、先日ビックニュースをキャッチしました。それは東京港臨港大橋の架橋工事がいよいよ橋桁の架設に入るというプレスリリースです。
その中の一つトラス構造の橋桁の浜だしと呼ばれる作業が、先週金曜日にあると聞いて駆けつけました。浜だしとは陸上で構築した橋桁を、クレーンで吊り上げ橋のあるところまで運搬する台船に載せる作業です。
今回の浜だし、通常の橋と規模が違います。
何せ重量6,000トン。東京タワーの重さの1.5倍ですよ!!
なので吊り上げるクレーンも日本のトップ3のクレーン船が集結。
連動して作業するのです。
これは何十年に一度あるかないかの作業、見逃すワケにはいきません(笑)
まずはビックサイトの裏手にある橋桁を作っていた有明ヤード近くへ。
もちろん敷地内には入れませんが、それでも高さ35m×幅24m×長さ232mの巨体は目の前にどーんと飛び込んできます。
上の写真の左下クレーン船の根元の拡大がこちら
以下にクレーン船が大きいのか、そして橋桁が大きいのか実感できると思います。
これだけの作業ですから取材のヘリも沢山飛んでました。
近くで見た後は、東京港フェリーターミナルのある隣の埠頭へ移動
移動途中からの光景ですが、手前の帆船、海王丸が小さく見えます(笑)
そしてこちらが隣の埠頭からの光景
手前から寄神建設の海翔(吊上能力4,100 t)、吉田組の第50吉田丸(吊上能力3,700 t)、深田サルベージ建設の武蔵(吊上能力3,700 t)
ひたすらスゲースゲー
ジブに書かれた会社名、誇らしげですねぇ
しかしこうしてみるとジブの構造の違いがはっきり分かります
でも根元を見ると四角い武蔵が一番迫力ありますね。
取材船もいました。ああ~乗りたい(笑)
フェリーターミナルの埠頭からは、右手に架設現場も見えました。
あそこに据え付けるワケですね。
ちょっと移動して別の角度からパチリ
こちらからはそれぞれのクレーン船の後ろの構造の違いが分かります。
どうもトラス構造の橋桁を降ろし始めたような気がしたので慌ててフェリーターミナルに戻りました。
ちょうど台船が入っていくところでした。
この台船(デッキパージ)は深田サルベージ建設のOcean Sealみたいですね。
6,000 tもの重量に耐えられるのかいな?と思いましたが、スペックを見ると24,000 tの積載能力があって外洋航海も可能なんですね、失礼しました。
しかしこれだけの迫力ある光景ですから、フェリー埠頭から出発するトレーラーの運転手も口をあんぐり開けて、携帯のカメラでぱしゃぱしゃとってました(笑)
だって凄いもの
と、ここでタイムアップ。
半休だったので午後には仕事に行かなければなりません。名残惜しげに現場を後にしたのでした。
div id="photo"さんのところにその後の様子が詳しく出てます。そちらをどうぞ~
本日、若洲へ見学に行きました。
吊り上げ状態ではありませんでしたが、やはり迫力のデカさですね。
15日の作業は無理ですが、26日にはなんとかして…と目論んでます。
情報、ありがとうございました。
投稿情報: route390 | 2009/09/13 23:15
route290さん
Blog拝見しました。
なかなか迫力ある光景ですよね。クレーン船三隻はなかなかみれる光景じゃないですし。
投稿情報: yomikaki | 2009/09/14 07:39