この本を見つけた時、やられたと思いました。
いやジオキャッシングより先に日本語の本がでるなんて!
ジオキャッシングを筆頭に、ハッシュハウスハリヤーなどマイナー系の遊びに興味がある私ですが、流石にエキストリームアイロニングはやりたいとは思いません。
それにジオキャッシングの方が、エキストリームアイロニングよりもメジャーだと思っていますし、やっている人も多いでしょう、海外でも日本でも。
でもジオキャッシングより先に、本が出てしまうとは...
やられました。
ご存知ない方のために説明するとエキストリームアイロニングとは、読んで字のごとく、極限の情況下においてアイロンがけをするスポーツ(?)です。
それは山のてっぺんだったり水中だったり...
極限の情況というのは場所だけに限りません。
そうです、自ら極限状況を作りだすコトもあります。
例えばえびぞりながらアイロンを掛けるイナバウアーという技や、二人一組となって振り回しつつアイロンがけするなど。
ちょっと無謀な技が多いですけど(笑)
端から見てる馬鹿みたいですし、単なるウケ狙いとしか思えないのですけど、本人たちは大真面目。その理由はこの本を読んでようやくわかりました。
著者の松澤さんはエキストリームアイロニングだけではなく、普段からアイロンをしているんだそうです。その普段のアイロンがけで感じたのがアイロンがけの癒し効果。
確かにコレはなんとなく判りますね。
無心に何かをしているときって、癒しを感じることはあります。まあ今回の場合、たまたまそれがアイロンだったわけで...
ちなみにこのエキストリームアイロニングは松澤さんが始めたワケでなく、イギリス人のフィル・ショウさんが始めたのが発祥だとか。なんと世界大会もあるそうですよ。
wikiを見ると、オリンピック種目を目指すという文言もあります。そういうだけあってちゃんと組織もあって、日本では松澤さんがEIJ(エキストリーム・アイロニング・ジャパン)という組織を立ち上げてます。この競技について詳しく知りたい方はEIJのホームページをご覧になるか、松澤さんが「男の隠れ家」という雑誌のHPでBlogを立ち上げています。そちらをご覧になるのもいいかもしれません。
ちなみにこの本、私は個人で買ったワケじゃなく、千葉市図書館にリクエストして買って貰いました(笑)なので、千葉市在住在勤の方は本を借りれますよ
やっぱ、ジオキャッシングもオリンピック種目入りを目指さなきゃ駄目だな(笑)
著 者:松澤 等
ジャンル:ノンフィクション
出版社:早川書房
四六版:212ページ
価 格:1,470円
筑波山でどなたかが見かけたと忘年会でおっしゃっていましたね。
投稿情報: smalltalk | 2008/12/17 12:40
マヂですか!?
確かに本を読むと筑波山は日本におけるエキストリームアイロニングのホームグラウンドらしいですけどね。
筑波山もキャッシュを回り切れていないから今度行ってみようかな?
投稿情報: yomikaki | 2008/12/18 07:39