この人は誰でしょう?
答えはチャールズ・ヘンリー・ダラス、米沢牛の恩人だそうです。
明治8年米沢で教鞭をとっていたダラスが、美味かった米沢牛をお土産に横浜に持っていたことから米沢牛が世に知られるようになったのだとか。
当然明治の初頭の話ですからお土産に持って帰ると言ってもクール宅急便というわけではなく、生きた牛を丸ごと1頭連れて帰ったそうです(笑)
さあ、今宵はダラスさんの恩恵にあずかります。
お店は米沢で牛肉といったら真っ先に出てくるお店、吉亭。ちょっと張り込みましたよぉ。
頼んだコースはすき焼きの一番安いコース、それに牛のたたきと握りを追加オーダーです。
まずは握りから、いただきま~す!
クチにに入れた瞬間、思わずにんまり
旨い!旨すぎ!!
いやー牛肉の握りって、本来魚がネタの寿司としてどうかと思いますが、このとろ~りとろけるような美味い肉を使えばそれもアリかと...
でもこれを食べるには予約が必要ですし、しかしお値段もちょっと気軽に食べれる値段じゃありません。いわゆる時価ってヤツです。
これ二貫で一人前なのですが、これで牛丼が何杯食べれることか...
さて続いては牛のたたき。
でも正直こちらは普通の味。旨いとも不味いともあまり記憶が無し(苦笑)
さて、メインのすき焼きでぇす。
金ぴかのすき焼き鍋に一番初めに牛脂をひき、野菜を入れ、牛肉を広げるのはお店の人がやってくれます。
しかし...まだまだ手つきが甘いな(笑)
実は昔、舞浜のイクスピアリにある今半ですき焼きを食べた時、同じように初めはお店の人が焼き始めてくれたのですが、その時のおじさんは凄かった。
牛肉を取り扱う手つきが、まるで絹の織物を取り扱うかのように繊細で、かつ芝居がかっていたんですよねぇ。
今回は普通に載せてました。
米沢牛の老舗だけにちょっと期待していたのですが、残念(笑)。
いや、もちろん味に影響があるわけでもなんでもないんでいいんですけどね。
さあぐつぐつに煮えてきました。
お肉は完全に色が変わってしまう前に、頂きますよぉ~。
うわっ!コレも旨い!
なんといったらいいんだろう。
なんか、お肉がふかふかなんですよねぇ。
思わず嫁さんとにんまりと顔を見合わせてしまいます。
そして牛肉のうまみをたっぷり浸み込ませたお麩と豆腐がまた旨いこと!
またたく間に平らげてしまいました。
最後はもちろん、うどんで締め。
いやー幸せなひとときでした。
また食べたい...
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