読書発電所Annex: キャッシュハント in 我孫子・柏

　前日に引き続き、BD-1でキャッシュハントに出撃。今回はyattunnさんの我孫子のキャッシュです。
GWだというのに生憎の空模様で雨が降りそう...空の様子を気にしつつのキャッシュハントとなりました。

　常磐線の我孫子駅を降りると、駅前には記念碑がありました。我孫子というのは大正から昭和初期にかけて、志賀直哉や武者小路実篤など文人たちが居をかまえたり、別荘が持ったりして、北の鎌倉と呼ばれていたんですね。知りませんでした。

　ちょっと博識になったところで(笑）、キャッシュハントに出発です。

＜ネタバレ注意＞

　まずはTenjin-zaka in abikoから。
駅から南に行ったすぐのところにそのキャッシュの場所はありました。

　なかなか趣のある坂ですね。
ググってみると、昔はこの坂の下あたりまで手賀沼だったんですね。昔はさぞかしここからの眺めが良かったんだろうなぁ...

　キャッシュは簡単でした。そこしかないだろうってところでしたから...

さてお次はYatsu museumへ。
手賀沼の湖畔沿いのサイクリングロード（遊歩道？）に出て東へと進みます。

湖畔にはボートなどで釣りをしている人たちの姿がちらほらと。

途中で湖畔を外れ一度国道３６５号線に出ますが、成田線の東我孫子付近から線路の南側へ回ります。やがて現れたのが谷津ミュージアムの看板。

　谷津という地形、千葉県の北西部の下総台地ではよくある地形です。
実家のそばにもこういう地形があって、子供のころよくザリガニをとったりして遊びました。けれど実家の周りもそうですが、地盤改良(埋め立て）されて宅地になることが多いのですが、ここではこの自然を守っているんですね。

　そのままダートの道を奥に進むと作業小屋がありました。そこからキャッシュまではすぐですし、自転車では入れないので、歩いて行きました。

　ここのキャッシュはとりわけ、簡単でした。
いやだって、コンテナがむき出して目立っていたので...
戻すときに少し枝や枯れ葉を載せておきました。

　さてさてキャッシュを攻略した後は、せっかくなので散策。
ぐるっとまわったところには池があって...

中には無数の黒い点々。
なんだなんだとよく見ると...

　コレ、おたまじゃくしですよ！　
すごい沢山のおたまじゃくし！！
里山にはつきもののおたまじゃくしですが、こんなに多いとなんだか嬉しくなっちゃいます（笑）
他にもガマの穂があったして、なんだかワクワクしてきちゃいました。

　さて谷津の自然を堪能したら、我孫子駅に向かってペダルを漕ぎ出します。
「まだ天気がもつかな？雨がふらないなら松戸でも行こうか」と考えていると、携帯にメール着信。なんだろうと思って見てみるとキャッシュ新設の通知でした。しかも場所は柏の葉でここから10km弱か？
　こりゃFTF狙いで行くしかないでしょうと、新設キャッシュThe Strongest magnet in the WorldへGo！そのまま我孫子駅を通過し、ペダルを漕ぎ進めます。

　たどり着いたところは東大柏キャンパス。ずいぶんモダンな校舎ですねぇ...

キャッシュタイトルになった磁石を発見！

説明書には

・・・室内最高磁場発生可能な「電磁濃縮超強磁場発生装置」が稼働しています。

ふむふむ、なんだかよくわからんけど凄い電磁石ってコトかな。
超電磁ロボ「コンバトラーV」のベースとなる技術でしょうか(古すぎ？）

５百万ジュールという巨大蓄電器から数百万アンペアの大電流を瞬時（１０万分の１）に投入することにより爆薬1kg相当のエネルギー爆発発生が伴います。

なんで爆発しちゃうんだ？

これらのコイルにて、現在室内世界最高磁場６３０テスラが発生でき、発生後は周囲を含め完全に破壊され、ばらばらになります。

周囲を含め完全に破壊とな！
けど屋外最高磁場ってどのくらい？

で、最高磁場を発生させた後バラバラになったものが飾ってあるみたいです。
けどなんだかさっぱりわからん。それが何に役立つのかも分からんし...
先生！この説明書ちっとも易しくないです。

　説明書を読んであたまが？？？になりましたが、とりあえずキャッシュを捜索開始。
すぐにキャッシュは見つかりました、見つかりましたけど！コンテナが取れない！！

　確かにキャッシュディテールにはそう書いてあるけど、磁石がとても強力。
はっきり言って片手じゃ無理。両手でも力をこめないと外れません（笑）
子供や女性だとキツイかも...

さてとLOGシートを見ると
　何も書いてない！
FTFです！やったー！！
FTF賞を頂きました。

　さあお次はSKとやらを捜します。
SKってなんだか想像がつきません。始めキャッシュの周りになにかあるのかと捜してみましたが何も無し。
もう少し範囲を広げてみると...向こうの方に、さっきの磁石と同じような展示があります。アレはなんだ？

　でっかいランプ！？
いやいやスーパカミオカンデで使われているセンサーでした。
スーパーカミオカンデ？...SuperKamiokande？...SK！

　これか！
どうやらSKというのはコレのことのようです。
しかし...ここの説明書もあんまり易しくなかったです（笑）

　これでキャッシュハントは終了。
マリンスタジアムでのナイターに間に合うように帰りました。

　今回訪問のyattunnさんのキャッシュ、楽しく過ごせました。
キャッシュの空白地帯となっていた千葉県内の常磐線エリアということもありますけど、なによりその場所の思い入れが感じられるキャッシュですから。
　最近キャッシュの数が急増してきましたが、「なんでココ？」というキャッシュが増えてきたのも事実。そんな中でジオキャッシングの原点とも言うべき（と私は思っている）、場所にこだわったキャッシュは訪問して、とても嬉しいですね。
　yattunnさんありがとうございました。