いなかというと、誰もが顔見知り。
だから選挙だって、事前のネゴがあって無投票で当選してしまうか、はたまた因縁の骨肉を争う戦いになるといったイメージがありますよね。
この話の舞台は、村長さんが市町村合併失敗の責任を取って辞任、選挙となったの戸陰村。
次の村長にと担ぎ出された担ぎ出された深沢清治。
本人もやる気になって立候補したところ、あいつは生真面目で堅物だから大変だと思った一派が対立候補を立てたから、さあ大変。
何十年ぶりの選挙戦のはじまりはじまり...
と、いったお話ですが、正直、可も無く不可もなくといったお話でした。
面白くないわけでもないけど、なんかぐいぐい読ませるような話でも無いんですよね。
たぶん半年したら話の中身はすっかり忘れてしまうでしょう
著者 藤谷 治
ジャンル 小説
出版社 祥伝社
四六版 283ページ
価 格 1,890円
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