椎名誠と怪しい探検隊の面々がタヌキにアンコウにバカ貝にと、日本全国(一部モンゴル)に出撃。
その土地で野外料理のスペシャリスト林さんが、こりゃまたバッタバッタと調理しまくり、そしてその食材についての馬鹿話。そんな本です。
本の構成自体は、椎名誠のエッセイ+林さんのエッセイ、そして写真と対談(馬鹿話)で一つの章を構成します。
なので、いわゆるシーナさんをじっくり読みたいと思ってると、肩すかしを喰らいます。けれど私は林さんのエッセイがなかなか楽しく読めました。
調理している食材は全部で9種類。
もちろんタヌキ鍋なんて食べたことありませんが、おなじみに筍、油揚げなんて食材も登場します。
けれどキャンプ場で食べるというのが基本になっているので、どんな料理でも美味しそう。
ああいう外で食べる、そして気のおけない仲間達とバカ話をしながら食べる料理ってウマイんですよね。
そういやキャンプなんてここ数年やってない...
道具はあるんだけど。
なんだかキャンプに行きたくなりました
著 者 椎名 誠
ジャンル エッセイ
出版社 小学館
文庫版 311ページ
価 格 670円
コメント