なにが残念というのかというと、カーリング女子が予選突破ならなかったこと。
週末、旅行先の宿で温泉上がりに初めて見たトリノ・オリンピック生中継、それがカーリング予選 日本 vs.カナダでした。何の気なしに見始めた試合でしたが、これが思いのほか面白い!思わず、見入ってしまいました。
体力だけでない頭を使った駆引き、それがカーリングの魅力ですね
刻々と変わる氷の条件把握しながら、狙った方向ストーンを滑らし、相手のストーンを弾いたり、狙った位置にピタリと停める。時には激しくスウィープして、ストーンの進路を曲げをコントロールする、正直あんなにストーンが曲がるものだとは思いませんでした。(スウィープして進路を曲げるのかと思ってましたが、実は逆なんですね。基本的にはストーンは曲がる、で、スウィープすることで曲げ幅をコントロールさせるらしいです)
でもそれだけでは勝てません。
必要なのは戦略です。
各エンドの早い段階で、中心に近い位置を取れても意味がありません。エンドの終わりでなければ、なんの意味も無いのですから... つまり現在のストーン位置を考え、相手がどうでるかを考えながら投げるのです。この駆引きがすごく面白い。
そして中盤で1点取られることはさして重要ではありません。
「1点を取らせる」という言葉があるように、点を取ったほうが次のエンドでは不利な先攻になるのですから。つまり試合の進捗を考えながら点を取る必要があるのです。
結局3試合、LIVEで見てしまいました(笑)
駆引きがあるので、その様子を見れるLIVEが一番ですね。ダイジェストだと魅力半減です。
LIVEだと、自分なりにどう攻めるのか考えながら見てるので、かなり没頭します。
私もカーリングをやってみたくなりました(笑)
残念ながら予選突破はなりませんでしたが、素晴らしい試合を見せてくれたと思います。カナダやイギリスの強豪チーム、百戦錬磨のオバサマたちを相手に、若い日本代表チームは大健闘したと思います。スキップの小野寺をはじめとして、林、本橋(マリリン)、目黒、そして寺田、よく頑張りました。
そして試合中の真剣な表情と試合後の屈託のない笑顔、魅力的でしたよ。
フィギア女子の衣装がどうのこうの言ってる場合ではありません。
みんなで称えるべきでしょう。
お疲れ様、昨年のプレーオフ以来(日本シリーズでなく)すごく楽しめましたよ。
そういえば今公開中の映画「シムソンズ」はカーリングの話だそうです。見に行こうかな?
でも近くで上映しているところが無いんだよな。上映館、拡大してくれない?
私もカーリングの魅力にはまりました。
ちゃんと見たのはイギリス戦からなので大分遅かったですが、最後のカナダ戦は「ジャンプなんていいから、はやくカーリングにしろ」と一人怒っていました。
まだまだ用語がよく分かっていませんが、これからもうちょっと勉強しようっと
投稿情報: エガサポ | 2006/02/22 17:57
エガサポさん、こんにちは
カーリング、今回一気に日本中の注目を集めた感がありますね。
カーリングのルール等については、「関東黒鴎通信2~マリーンズ好き~」の別BLOG 「壁に耳あり、クロードチアリ。」で詳しく紹介されてますよ。
結構マリーンズファンでカーリングにハマった人は多かったようで
投稿情報: yomikaki | 2006/02/23 07:39