日韓の間には教科書・靖国神社参拝・竹島(独島)といった問題をあります。新聞では反日デモを報道しているさなか、黛まどかさんは釜山から歩き始めました。
そこでは不幸な過去はあるものの、暖かく迎えてくれた韓国の人々。報道されていることが全てではありません。途中ご飯をご馳走になったり、泊めてもらったり...
そして写真で見る景色も日本そっくり。
むろん違うところは当然ありますが、やはりお隣の国なんだなぁと感じます。
互いの国の間に不幸な過去があったのは確かなこと、でもそれを乗り越えて相手の胸元に飛び込んでいくことが、相互理解の第一歩なんだなぁと感じる本でした。
ちなみにサランヘヨとはハングルで"I love you"のこと。
旅する途中で雪の積もった川の土手に書いてあった落書きです。
近くて親愛なる国、韓国に親しみを込めてつけられたタイトルです
著 者 黛まどか
ジャンル 紀行
出版社 実業之日本車
四六版 177ページ
価 格 1,785円
TBさせて頂きました。
この本について書いている方が少なかったので嬉しかったです。
投稿情報: 桜井 | 2005/07/04 19:55
桜井さん、はじめましてこんにちは。
この話自体は読売新聞に連載されているときから楽しみにしてました。そのほかにも黛まどかさんの俳句紀行の本て結構好きです。
これからもよろしくお願いします。
投稿情報: yomikaki | 2005/07/05 00:56