巨人軍発祥の地

　イチロー選手、年間安打新記録達成おめでとう！ ８４年ぶりにシスラー選手の年間２５７安打（１９２０年）を更新したということで、日本中が湧きかえっていますが、１９２０年というの日本のプロ野球は影も形も無かった頃ですね。 　そんな中、先日TRYした「ご当地の踏み絵」で、「巨人軍の発祥の地」が習志野市にあるということを、はじめて知りました。 プロ野球の歴史と言えば巨人軍の歴史。アンチ巨人（ロッテファン）ではありますが、習志野の谷津なら家から近い。ということで、ちょっくら行ってきました。 　 　ラムサール条約で認定された谷津干潟の、すぐ傍にあるバラ園の入り口の右に、その石碑はありました。

　先のシスラーの安打記録から下ること１４年後。 昭和９年（１９３４年）正力松太郎氏は、ベーブ・ルース、ルー・ゲーリック等一流選手が名を連ねる全アメリカ選抜チームを召聘し、日米親善試合を行うことになりました。日本の六大学の選手を中心に日本選抜チームを結成し、全アメリカチームに挑んだのです。 それが巨人軍の始まりです。そして練習を行った場所が、ここ谷津の地。なので巨人軍発祥の地なんだそうです。 　１９８８年に復元した石碑（元は１９６６年に設置）の前には、歴代監督の寄せ書きや手形がありました。 長島さんや王さんのものも... そしてバラ園の裏手には、こんな広場があります。 あの悲劇の大投手と言われている沢村栄治も、こんなところで練習を積んでたんでしょうか？ と感慨にふけってたら... 巨人軍発祥の地では野球をしてはいけないようです。 思わず笑ってしまいました。