浅田次郎さんって、「鉄道員(ぽっぽや)」を書いた人なんですね。知りませんでした。
プリズンホテルなんてタイトルから、どちらかというとハードボイルドを期待していると...ずっこけます。
「鉄道員(ぽっぽや)」のイメージとも大きく外れます(読んだことないけど)
どちらかというと、というよりはっきりいってお笑い系エンターメント小説です。
内容はというと...
ヤクザの為のヤクザによるホテル。それが通称、プリズンホテルといわれる奥湯元あじさいホテル。刑務所の中で夢見た温泉、カラオケやソフトボール。任侠の世界に生きる男たちにとってくつろげるホテルを目指してます。
そんなホテルに飛び込んでくるカタギの人たち、その人たちにしたっていろいろな事情を抱えてます。定年を迎えた夫に離婚届をつきつけようとする妻、会社の経営に行き詰った家族。事情を抱えた泊り客は、不器用だけど人のいいヤクザたちに接していくうちに、かたくなな心もときほぐれていきます。
そんなホテルがプリズンホテル。ホスピタリティの原点かもしれません(笑)
軽く読めて、楽しめました。
どうもこの小説シリーズ化されているらしいです。続きも図書館で借りてきます。(買う気にはなれません...)
プリズンホテル
浅田 次郎 著
ジャンル 小説
発行 徳間書店
文庫 274ページ
価格 1,470円
TITLE: プリズンホテル【1】【2】【3】【4】
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プリズンホテル〈1〉夏浅田 次郎 わたしの厳選本のその3です。 浅田次郎の「プ
投稿情報: | 2004/08/10 00:37